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薬学科地域支援・社会貢献

「こどもさんかくサマーゼミ」に参加しました

2013-08-07

さんかく岡山(岡山市男女共同参画社会推進センター)主催「こどもさんかくサマーゼミ」に参加しました。8月7日、8日の2日間、就実大学 薬学部 塩田澄子 先生が、「観察しよう!目に見えない小さな生き物たち」の講座を担当、小学生1~6年生40名と中高生のボランティアが参加しました。1日目は小グループに分かれ、微生物がいると思われるところを話し合いで決めて、綿棒でこすりとり、寒天培地に植えました。また手指消毒の有効性を確認するために、消毒前後でどの程度手についた菌量が異なるかを、調べました。2日目は寒天培地上に生育した菌の観察し、菌が多く存在する場所を話しあったり、アルコール消毒の有効性を確認しました。また、顕微鏡を使って、ヨーグルト、グラム染色した大腸菌、黄色ブドウ球菌、また、旭川の川水の中のプランクトンを観察しました。

最後、皆は微生物に囲まれて、守られて生きていること。怖がらず共存してほしいことを伝えました。冬に流行するインフルエンザの感染対策についても正しい対策の方法を示して、2日間のゼミを終了しました。顕微鏡をのぞく小学生たちの列ができ、小さな生き物が見えた時には皆の歓声が部屋中に響いていました。薬学部学生もボランティアとして参加しました。

 

 

顕微鏡をのぞく小学生と顕微鏡を調整する学生

顕微鏡で観察するために長い列を作る小学生