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薬学科地域支援・社会貢献

「子ども大学ふくだ」(岡山市立福田公民館主催)第5回目が就実大学で実施されました。(2014/3/8)

2014-03-08

平成26年3月8日(土)平成25年度「子ども大学ふくだ」(岡山市立福田公民館主催)第5回目が就実大学で実施されました。

「身近な感染症のお話と調剤体験~顕微鏡をのぞいたり、調剤体験をしてみよう!~」と題し、17名のこども大学生(小学校4年生~6年生)が薬学部で学びました。開校式の後、就実大学の構内を見学しました。薬学棟に戻り、柴田隆司 教授の指導で病院薬剤実習センターでの薬剤師体験を行うグループと、塩田澄子 教授の薬剤耐性菌の話を聞いた後、顕微鏡で細菌の観察を行うグループに分かれ、大学での学びを体験しました。

調剤体験のコーナーでは、大学で利用している調剤室において、白衣を着て本格的に体験しました。

高齢者の方達が飲み忘れの無いように、朝、昼、夕とそれぞれ服用される分の一回分ずつを分包することがあります。その意義の説明を聞いた後、実際に分包機を使って錠剤に見立てた「チョコレート粒」と「ラムネ玉」を処方せんの指示に従い分包作業を経験しました。分包されていく様子なども見ながら真剣な眼差しで経験されました。次に、天秤を使って粉薬の調剤と分包を経験し、均等に分包できたかを確認しました。単純なように見える作業も、細心の注意して仕事をしていることを理解していただけたようでした。薬局の中で、「カタン、カタン、カタン・・・」と音がしているのを思い出し、中ではこんなことをしていたのだ、と納得顔の皆さんでした。

 

大学構内見学と調剤体験

感染症の講義は薬剤耐性菌がテーマでした。薬剤耐性菌の話は小学生には難しかったかもしれませんが、さすがこども大学に通う学生だけあって、熱心にメモを取りながら話を聞いていました。

今回は5回目、最終回ということもあり、講義、薬剤師体験の後、稲葉英男 学長も出席し、子ども大学ふくだの修了式が行われました。一人ひとり緊張した面持ちで、稲葉学長から修了証書をから受け取りました。小学生で5回にわたり大学を体験した生徒たち、就実大学はいかがだったでしょうか。これから多くのことを学ぶ中で、ここで体験したことが将来を考えるきっかけになってもらえればうれしいです。

 

 

顕微鏡で大腸菌とブドウ球菌を観察

修了証授与

子ども大学ふくだ 修了式