卒業生の活躍【幼児園勤務】田淵香帆さん
田淵香帆さん
井原市立西江原幼児園勤務
2020年度卒業
出身校:井原市立井原高等学校
(※取材当時の所属 取材日:2024年3月)
就実大学 在学中に幼稚園教諭の免許と保育士の資格を取りました。現在は西江原幼児園で、0歳児の保育をしています。
現仕の仕事内容と、お仕事をする上で心がけていることは ?
ゆったりとした雰囲気のなかで一人一人に合わせた保育を
0歳児6人のクラスを2人の保育士で担任しています。0歳児は生活リズムがバラバラで個人差もあるので、ゆったりとした安心できる雰囲気のなかで一人一人に合わせた保育を心がけています。0歳児は自分の気持ちや思いを言葉で言い表すことが難しいです。そのため、表情やしぐさ、動きを丁寧に見て読み取るようにしています。
この仕事を志した理由と、就実大学を選んだ理由を教えてください
先生方のサポートが 手厚く、先輩・後輩の縦のつながりも強いこと
中学2年生の時に、職場体験で地元の保育園に行ったとき、たまたま園長先生が、私の幼稚園の担任の先生でした。私のことを覚えていてくださって、とてもうれしかったです。一人一人の園児に寄り添ってくださったのだと感じて 、私もこの職業を目指すようになりました。
就実大学は、オープンキャンパスのときに、先生方のサポートが手厚く、先輩・後輩の縦のつながりも強いと聞いて、この大学に決めました。
大学時代での学びや経験は、今、どのように活かされていますか?
「保育には正解がないからおもしろい」
模擬保育のときに先生から言われたこの言葉は、今も胸に刻まれています。保育士になって初めての仕事で不安に押しつぶされそうになったり、頑張ってもうまくいかず、心が折れそうになったこともありました。でも、正解がないからこそ、いろんなことにチャレンジしてみようと思えます。行き詰ったときは この言葉を思い出して、背中を押してもらっています。
大学時代で想い出に残っていることを一つ教えてください
友達と何度も話し合いを重ねて取り組んだ模擬保育は、いい想い出です。3年生のときに、就実こども園で実際に保育をしたことも、とてもいい経験になりました。
この仕事のやりがいやモチベーションはなんですか?
子どもの成長や笑顔を一番近くで感じられたとき
自分のやっていることが正しいのかなと思うことは常にありますが、少ないながらにも子どもの楽しそうな表情やうれしそうな表情を見て「これはやってよかったんだ!」と感じられたときは自信につながります。休み明けに登園した子どもが、それまでできなかったことを急にできるようになった様子を見るたび、子どもの成長に喜びと驚きを感じます。このように、子どもたちの成長を一番近くで感じられることにやりがいを感じています。
将来先生を目指す高校生の方へメッセージをお願いします!
学生が自分で決めた道を、全力で応援してくれるのが就実大学です
私は保育士になりましたが、同じ学科の友達には、一般就職をする子も多かったです。実習などを通して、自分の進む道を変更するのは決して悪いことではないと思います。自分の将来のために、自分の夢や適性を考える機会がたくさんあるのは、とても大事なことです。
そして、どんな道を選択しても、学生が自分で決めた道を全力で応援してくれるのが就実大学です。一人だと不安になることもありますが、先生や友達が親身になって支えてくれる、とてもいい環境だと思います。ぜひ夢をもって 、頑張ってください!