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実習での学びをより深くするために: 「特別講義1」を紹介します!

2026-07-06

日程:2026年7月6日 ~ 2026年7月6日

本日は、経営学部の特色ある講義として特別講義1を紹介します。

就実大学経営学部では、学生が大学で学んだ知識やスキルを実社会の中で試し、さらに成長していくための実践的な学びを重視しています。そのため、学生は、2年次後期に実習プログラム(留学・インターンシップ・PBL)を必修で履修しなければなりません。

1年次に講義やゼミナールなどで学んだ考え方や基本的な理論を、2年次の実習において実際に実習先で実践します。

経営学部において、留学・インターンシップ・PBLという実習は、就実大学が掲げる基本目標である「実地有用」(学んだ知識や技術を机上の空論に終わらせず、実社会の現場で直接役立てること、またはその能力を指します)な人材の育成を実現するための重要な教育プログラムの一つです。

しかし、学外に出て実習に参加するだけで、自動的に大きな学びが得られるわけではありません。

実習に参加する目的を自分自身で考えること。社会人として求められる基本的な行動を理解すること。そして、実習先の方々と適切にコミュニケーションを取り、責任を持って活動すること。

こうした準備を行うために開講されているのが、2年次前期の特別講義1です。

長期実習を「参加するだけ」で終わらせないための準備

実習の効果を最大化するために、2年次前期には、特別講義1という実習準備講座を多くの学生が履修します。特に、インターンシップ・プログラムに参加する地域経営コースの学生は、特別講義1を必ず履修しなければなりません。

特別講義1は、後期から始まる長期実習に向けた準備講座として位置づけられています。

実習では、学生も大学の外に出れば、実習先の企業や団体の一員として多くの方々と関わることになります。そのため、専門的な知識だけではなく、相手への配慮や適切なコミュニケーション、時間やスケジュールの管理なども欠かせません。

また、「なぜこの実習に参加するのか」「実習を通じて何を学びたいのか」という目的意識を持つことも重要です。

そこで授業では、実習の意義や注意点について理解するとともに、長期実習に必要となる基本的な知識や姿勢を段階的に身につけていきます。

外部の専門家から、実社会で求められる知識と姿勢を学ぶ

「特別講義1」の大きな特徴の一つが、授業内容に応じて、それぞれの分野で活躍する外部の専門家を講師として招聘していることです。

学生が実習先で直面する課題は、大学内での学習だけでは十分にイメージできないものも少なくありません。そこで、実務経験や専門的知見を持つ外部講師から直接学ぶことで、社会の現場で求められる考え方や行動について、具体的に理解できるよう授業を展開しています。

授業では、例えば、実習先との連絡に必要なビジネスメールの書き方、履歴書の作成、基本的なビジネスマナーなどを学びます。さらに、実習では企業や団体の内部情報に触れる可能性があります。そのため、協定書の意味や知的財産、法人の機密情報を取り扱う際の注意点などについても学びます。

こうした内容について、大学教員による指導だけでなく、各分野の専門家による実践的な講義を取り入れることで、学生は知識を身につけるだけではなく、「実際の場面でどのように考え、行動すべきか」を具体的に学んでいきます。

これらは、いわゆる座学(教室などで着席して、講師や教師の講義を聞くことで知識や理論を中心に学ぶ学習方法)で学べるものではありません。学生が大学の外で活動する際に、自ら考えて適切に行動し、相手との信頼関係を築くための基礎を身につけることが目的の講義です。

「非認知能力」に目を向け、自分自身を振り返る

本日(7/6)の講義では、カンコーマナボネクト株式会社 長谷川さまを外部講師としてお招きし、実習の効果を最大限に高めるためのワークを実施しました。

今回は「社会に求められる力と自分らしさ」をテーマとした講義です。

カンコーマナボネクト株式会社は、「生きる力を育む ひとづくり」を掲げ、キャリア教育や人材育成など、さまざまな教育プログラムを展開しています。多様な人々と協働しながら、自分らしい人生を切り拓くことのできる人材の育成を目指して活動している企業です。

同社では、非認知能力をテーマとした研修やワークショップも展開しています。公式サイトでは、認知能力と非認知能力の違いや関係について理解したうえで、自分自身を振り返ったり、自己診断を行ったりすることを通じて、自分の成長に目を向けるプログラムが紹介されています。

本日の授業でも、学生たちはワークを通じて、自分自身の行動や考え方を振り返りました。

実習では、事前に決められた仕事をこなすだけではなく、自分から行動すること、困難な状況でも粘り強く取り組むこと、周囲の人と協力することなどが求められる場面があります。

そのため、実習に出る前に、自分にはどのような力があるのか、さらにどのような力を伸ばしていきたいのかを考えておくことが大切です。

今回の講義は、学生一人ひとりが自分自身を振り返り、後期の実習にどのような姿勢で臨むのかを考える機会となりました。

実習を通じて成長するために

大学での実習は、単に企業や団体で活動することだけを目的としたものではありません。

実際の社会に身を置き、それまで学んできたことを試しながら、自分にできることや、まだ足りないことに気づくことも、実習における重要な学びです。

そのためには、実習前の準備が欠かせません。

「特別講義1」では、さまざまな分野の専門家による講義やワークを通じて、学生が自分自身について考え、実習に必要な知識と姿勢を身につけていきます。

今回の「社会に求められる力と自分らしさ」をテーマとした講義も、その一つです。

自分自身の特徴を理解し、「実習でどのように行動したいのか」「どのような力を伸ばしたいのか」を考えた学生たちは、これからさらに準備を進め、2年次後期の実習へと向かいます。

「特別講義1」では、実習に出る前の段階から、自分自身の目標や目的について考えます。そして、学外の方々と関わるための基本的な知識と姿勢を身につけたうえで、後期の実習へと進みます。

大学の中で学び、準備し、実社会で実践する。「特別講義1」は、学生が長期実習でより多くのことを学び、自分自身の将来について考えるための重要な準備科目です。

経営学部では、実習そのものだけではなく、実習前の準備から実習後の振り返りまでを一連の学びとして捉えています。

社会に出て初めて気づくこと、企業や地域の方々との関わりの中で発見すること、そして実際の経験を通じて見えてくる自分自身の課題。

「特別講義1」での準備を出発点として、学生たちは大学の外へと学びの場を広げていきます。

実習で得た経験を、3年次以降の専門的な学びへ

「特別講義Ⅰ」と2年次後期の実習で得られる学びは、実習期間だけで完結するものではありません。これらの学びは、3年次以降の専門的な学修につながるとともに、学生一人ひとりが自分の将来や働き方について考えるキャリア教育の一環としても重要な役割を担っています。

大学におけるキャリア教育は、単に就職活動の方法を学んだり、職業を選んだりするためだけのものではありません。自分は何に関心を持っているのか。どのような力を持ち、これから何を伸ばしていく必要があるのか。社会の中でどのように人と関わり、どのような役割を担っていきたいのか。

こうした問いについて、大学での学びや実社会での経験を通じて考え続けていくことも、キャリア形成の重要なプロセスです。

実習を通じて得た経験や気づきは、3年次以降の専門的な学びにもつながっていきます。事前の学びを経て実習に参加すると、学生は社会の現場でさまざまな経験をすることになります。自分から行動しなければ物事が進まない場面、周囲の人と協力しなければ解決できない課題、自分の考えを相手にうまく伝えられない経験など、教室の中だけでは得ることのできない多くの気づきがあります。

大切なのは、その経験を「楽しかった」「大変だった」という感想だけで終わらせないことです。

なぜうまくいかなかったのか。企業や地域では、なぜこのような課題が生じているのか。大学で学んだ理論と実際の現場には、どのような違いやつながりがあるのか。こうした問いを持って実習経験を振り返ることが、3年次以降の学びをより深めるきっかけになります。

3年次以降は、専門ゼミナールをはじめとする専門的な学びがさらに本格化します。そこでは、実習で得た経験や問題意識を、経営学の理論や分析方法を用いて改めて捉え直すことができます。

実社会で感じた疑問を出発点として資料を調べ、データを分析し、他者と議論し、自分なりの考察をまとめる。実習での具体的な経験があるからこそ、専門的な知識を「覚えるもの」としてではなく、現実の社会や企業を理解するための視点や方法として学ぶことができます。

さらに、こうした学びは、4年次の卒業研究や進路選択にもつながっていきます。

自分で問いを立てること。必要な情報を収集すること。複数の視点から分析すること。自分の考えを他者に伝えること。そして、周囲の人々と関わりながら課題に取り組むこと。

これらの力は、一つの授業だけで身につくものではありません。

「特別講義1」で自分自身と向き合い、実習に向けた準備をする。2年次後期の実習で社会の現場を経験する。その経験を振り返り、3年次以降の専門的な学びへとつなげる。そして、4年次には、それまでの学びと経験を卒業研究や将来の進路へと結びつけていく。

このように、経営学部の実習は、単独の職業体験・課題解決プログラムではありません。

準備する、実践する、振り返る、専門的に考える、そして自分の将来へとつなげる。

「特別講義1」と実習は、学生が大学4年間を通じて段階的に成長していくための、大切な学びのプロセスとなっています。

文責: 増子和起

 

就実大学HP: https://www.shujitsu.ac.jp/

経営学部の学部紹介ページ: https://www.shujitsu.ac.jp/department/management/management/

受験生応援サイトː https://www.shujitsu.ac.jp/admissions_site/