教育
2019-09-03
就実大学経営学部主催のビジネスプランコンテストが、2019年7月20日(土)に開催された(下図は案内チラシ)。対象学年となる3回生だけでなく、後輩や、高校生も参列し、熱のこもったコンテストが開催された。
ビジコンに向かうこの2か月間、学生達は多くの課外時間を使って、ネットだけでなく現地に赴いて調査を重ねた。例えば、岡山市中区役所、シルバーセンター、岡山県愛護センター、結婚式場などなど自分たちの構想がどの様に社会に位置付けられるのか、あるいは提案するビジネスの可能性はあるのか、を探るためである。これらの努力をパワーポイントの中に感じることができた。
発表提案したビジネスは、社会問題解決方法の提案が4件(少子高齢化関連3件、ペット1件)、地域活性化(1件)、若者向け(2件)である。いずれも大きな可能性を有している(詳細は下表)。
チーム名 |
一口紹介 |
Prosím (プロッシム) |
一生に一度の思い出に残る贈り物を(結婚式の引き出物のスマート化)(社会) |
Plan plan (プラプラ) |
プラン策定を容易にする旅行プランアプリ |
(株)からから |
健康寿命を伸ばすために私たちができること(カラオケを主に)(社会) |
(株)はまぐり乳業 |
「トッピングこんにゃくアイス」で全人類を食で幸福に |
(株)綱-つながり- |
高齢化が進む日本の活気づけのため企業とシニアを繋ぐマッチングサービス(社会) |
わんにゃカフェ-MEGU- |
保護犬・猫を救おう!(殺処分される犬猫をカフェ形式で救う)(社会) |
(株)BIZEN |
機能性はそのままで現代に馴染む備前焼の販売 |
評価は5名(学内の先生方4名、学外から1名)の審査員で構成され、活発な質疑応答が交わされた。審査の方法は今や学生向けビジコンで日本最大となったCVG(キャンパスベンチャーグランプリ―)の方法を踏襲した。①新規性・独創性、②洗練度・綿密度、③事業実効・継続性、④市場性、⑤表現力の5つの項目でアイデアの可能性を競う。優勝チームのスコアは前記の①~⑤がバランスよくとれていた。バランスの良さはビジコンでの成功条件の一つでもある。
学生らは終わり次第審査の先生方を捕まえて質問攻めをしていた。これからの可能性を感じた。本ビジネスプランコンテストで審査をして頂いた先生方、審査は出来なかったが事前にご指導頂いた先生方に感謝申し上げます。