学生の活躍

2018CVG中国(キャンパスベンチャーグランプリ―中国)において経営学部3回生が奨励賞を受賞しました

2019-02-15

※2月15日に学生の感想を追記しました。

文部科学省や経済産業省が後援する全国組織のCVGは、学生関連では日本最大の規模のビジネスコンテストです。そのひとつであるCVG中国は「中国地域の学生のビジネスに対する意識を高め、起業家精神を鼓舞し、創造性・チャレンジ精神に富んだ人材を育成することを目的」としています。

今回、2018CVGに経営学部3回生の牧康平さん、井上勇一さん、三井里夏さん、丸山悠那さんの諸君がチームを組んで応募しました。

書類審査を通過し、12月8日に広島で行われた最終プレゼンテーションでは、9名の審査員のもと、みごと奨励賞を受賞しました。2019年1月21日、その授賞式がおこなわれました。

CVG中国受賞式の様子(2019年1月21日)

受賞を喜ぶメンバー

帰学後。笑顔のメンバー全員で。

学生が応募したテーマは“災害復興支援サービスAgora”です。以下、日刊工業新聞2019年1月21日号を参考に、内容を説明します。

 

…不幸にして発生した「平成30年7月豪雨」での救済活動を通じて多くの課題が見つかった。その中で色々な悩み事を持つ被災者と、その悩み事を解決したい支援者がマッチングできていない場面が多くみられた。そこを何とか継続的にサービスを提供できないかと考案した。被災者の要望は日々変化しており、これをどうマッチングシステムの中に組み込むことができればいいか、それを支援している関係者にどう可視化したらいいかを課題に設定しその解決策を提示した。

受賞者は、「迅速な災害復興は社会課題である。CVGを通して、提案するビジネスそのものへの多くの改善点が発見された。今後より実現可能なアイデアを創出する」など、意気込みを見せてくれた。…

 

また、本学から参加した学生から、次のような感想が寄せられています。

「メンバー4人の個性を生かし、アイデアや資料の作り方、発表の仕方を工夫し、初参加で入賞できたことが嬉しいです。しかし、全国大会で大賞受賞を目指していただけに、奨励賞でとどまったことは悔しく思います。

授賞式終了後の交流会では、審査員の方々に多くのアドバイスをいただきました。また、本プランを提案するにあたってサポート、応援していただいた方々に感謝いたします。

次回は審査員の方々のアドバイスを参考に、より魅力的なビジネスプランの提案を行い、上を目指したい。今回の経験は今後大きな力になるだろうと感じています。」

 

受賞した4名の学生の栄誉を讃えたいと思います。

授賞式の一コマ

 

解説:CVG中国は平成14年度以来17回目となっている。今年は中国地域の15の大学・高等専門学校等から85件の応募があり、そのうち10件が入賞を果たした。最優秀賞2件(いずれも広島大)は2月18日に東京で開催の全国大会で文部科学大臣賞を狙うことになる。なお、CVG中国の受賞は広島大5件、岡山大1件、広島市立大1件、安田女子1件、広島工大1件、と就実大1件である。

CVG中国HP〈https://cvg.nikkan.co.jp/index/chugoku/