2月8日～10日、日本文学コースの近世文学ゼミが、総合歴史学科アジア史コースの中国史ゼミと合同で、長崎・福岡を中心とするゼミ旅行を行ないました。近世文学を学ぶ上では文献を正確に読み解く机上の作業だけでなく、実地で現物を確認し、当時の文化に直接触れることも極めて重要です。今回の旅行では、出島をはじめとした史跡や、各博物館を回ってギヤマン・伊万里焼をはじめとした展示を見学しました。特に、日本文学コースにとっては異分野である中国史ゼミとの交流は、個人的に非常に有益なものでした。旅行をともにする中で結束感も生まれ、ゼミ生の中には中国史ゼミの学生に交じって自発的に異分野の知識を取り入れようとする意欲的な学生も現れました。近世ゼミと親しく交流してくださった中国史ゼミのみなさん、中国史ゼミ担任の渡邉将智先生、ありがとうございました。

　なお、総合歴史学科HPでも中国史ゼミの視点から今回のゼミ旅行の模様がレポートされています。ぜひ、下記URLからご覧ください。
https://www.shujitsu.ac.jp/news/detail/4689

　写真は順に、出島での学習風景、太宰府天満宮、博多人形の展示を見る学生をそれぞれ写したものです。

【文・竹内洪介（近世文学ゼミ担任）】