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2023.12.06 

表現創造コース身体表現ゼミナール第18回卒業制作発表会「わたしのつくりかた」無事に開催できました! ご来場ありがとうございました!

学科行事

  日程:202310141600~ 於:T611音楽ホール

  表現文化学科 表現創造コース身体表現ゼミナール

 表現文化学科表現創造コース身体表現ゼミナール第18回卒業制作発表会「わたしのつくりかた」を無事に開催することができました。ご来場の皆様、ありがとうございました。

 本年度のテーマは、「わたしのつくりかた」です。「私たちはどんな形にもなれる。何度も創っては壊して、絶えず変化し続ける」という想いが込められています。幾度となく粘土のように創り変えながら卒業制作に向き合って参りました。結果、最後には納得のいく作品を創ることができたと感じております。

   今年は、学内関係者のみならず学外への案内も叶い、身体表現という分野に興味を持ってくださった多くの方々にご来場いただきました。そして、皆様の温かい視線に見守られながら、私達の4年間の集大成である卒業制作発表会を無事終えることが叶いました。ご協力いただきました関係者の皆様には、心から御礼申し上げます。

   大学入学後、初めて創作活動に向き合い、自身が表現したい事と表現できる事の差に悪戦苦闘する日々が続きました。動きに囚われて物語として成立しなかったり、物語を構築してもかえって動きとして表現する事が出来なかったり、創作活動は私たちが想像していたよりもはるかに難しいものでした。「どのように構成すれば相手に伝わるのだろうか」「伝えたい事を的確に伝えるにはどのような動きが必要なのだろうか」いつしか未熟ながらも模索し続ける私たちの姿がありました。言語を用いない身体での表現は、私達には限界がある、そんな悶々とした気持ちを抱くこともありました。そんな時、心の支えとなったのが創作に向き合う仲間達の姿でした。時にはぶつかり、時には励まし合いながら歩んでこられたからこそ、納得のいく作品が出来上がったのではないかと身に染みて感じております。

   初めて身体表現に触れてから、発表会までに様々な方々に出会い、多くの学びを得ることが出来ました。創作活動を通じて、支えてくれる家族や友人、また関係者の皆様の力が心の支えとなっていることに気づく良い機会となりました。身体表現で得た学びは、これからの人生において大きな支えとなると信じています。

   この場をお借りして、ご来場くださいましたお客様、上演にあたり多彩な効果で作品を支えて下さいました照明・音響・舞台監督・映像スタッフの皆様、ご協力いただきました大学関係の皆様に心から御礼申し上げます。

第18期 身体表現ゼミナール一同

 

 

 

 #1 「厭う」  
   木村 音葉
「嫌がる」「逃げる」という行動の裏にある内の葛藤と意志をテーマとした作品

 

#2 「融けないで、私」     
   東 ここね
どうしても息苦しくて、息を吸うために自分で作った枠の中に閉じこもる。その枠の中で変化し続ける主人公の心境を表現した作品

#3 「composition〜紡ぐ〜」    
   身体表現ゼミナール3回生
人との結びつきを大切にすることで自分らしく生きていけるという思いを込めた作品

#4 「センシティブ」     
   中山 絵未
根拠のない思い込みから過剰に反応してしまい、自ら苦しむ姿を描いた作品

 

 

 

#5 「内なるもの〜荒ぶれ私〜」    
   菊地 萌恵
取り繕った外側の自分と内側に秘めた本当の自分との対峙を描く。
やがて全てを自分として受け入れていく作品

#6 「私が貴女であるように、貴女も私でありなさい」  
   村上 優季奈
母からの歪んだ愛情に翻弄されながら大人になった私が、我が子に服従を強いる作品

#7 「Focus〜それでも私は挑んでいく〜」  
   池田 百々果
誰からも愛されるアイドルを目指し、注目を浴び始めた主人公。やがて周囲から求められる像の変化に戸惑い苦しむが、受け入れて挑んでいく思いを表現した作品

#8 「終生」    
   安田 彩夏
全てのものは生まれた瞬間から老い、朽ち、劣化していく。普段は意識されていない存在が生まれてから死ぬまでの変化に焦点を当てた作品

#9 「未知の道」     
  木村 広行
新しい環境に自ら飛び込み、失敗を繰り返しながらも諦めることなく、その先に待つ景色を探し続ける。「未知」に挑む姿を表現した作品

#10 「私だけ愛して」
    中山 祐菜
コントロールできないほどの強い嫉妬の感情を持て余して自滅していく女性を描いた作品

#11 「レジスタンス」
    金本 粋夏
強大な力にも屈せず、抵抗し続ける姿を描いた作品


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