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2017.06.07 

表現文化学会

その他

表現文化学会とは

本会は、広く日本語学,日本文学,表現創造及び国語教育等に関する研究啓発をはかり、あわせて会員相互の親睦をはかることを目的として、昭和54年に日本文学会として設立され、平成15年に表現文化学会と改称されました。本会は就実大学人文科学部表現文化学科教育職員,旧日本文学科及び表現文化学科卒業生,表現文化学科学生,国語教育等に携わる者及び本会の趣旨に賛同するものによって構成されています。

毎年11月に総会と公開学術講演会を開催しています。一般公開の公開学術講演会では、毎回、著名研究者・作家・第一線の表現者等を招いて表現文化の諸相を発信しています。

H29年度 表現文化学会総会・公開学術講演会

H29年度の表現文化学会総会ならびに公開学術講演会は下記のように開催されました。

日時:20171014日(土)

表現文化学会総会(会員のみ) 1245より

公開学術講演会(一般公開) 1330より

場所:就実大学 R601

講演会内容

題目:「落語の世界―口語表現の多様性を探る―」

 

講師:桂小文吾 師(落語家)

 

鳥取県米子を中心に活動されている落語家の桂小文吾師は、落語会をはじめ、若手の育成など積極的に活動されており、今回は現代ではほとんど演じられることがない「長名息子」「二日酔い」の二題と「落語の面白さ」についてインタビューを行いました。

「長名息子」は「寿限無」の原型で、演じ方によって最後のサゲ(オチ)を変化させる方法の多様性を、「二日酔い」は「替り目」の原型で、今では不適切な表現も含まれているので現代風に演じてみせるなど、口語表現の多用な変化を用いながら、古典落語を現在によみがえらせる工夫などの解説が行われました。学生たちは豊かな言葉の世界に引き込まれていたようでした。

会員短信

ここには、表現文化学会会員の卒業生の近況や短信を掲載いたします。

「学校司書として頑張っています」

日笠眞琴さん(2013年卒

鳥取市の臨時職員として市内の小学校で学校司書の仕事をしています。特に楽しみな仕事は朝の読み聞かせです。図書の時間には本の紹介をすることもあります。在学中に取った司書資格が活かせる仕事に就けたことを嬉しく思っています。(2015年11月)

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