教育・保育の専門家を目指して身に付けた知識や技能は、子供たちのことを第一に考えて発揮されなければなりません。教育学科では、教育現場の様々なケースに対応できるよう、見学実習や現場体験などの体験型授業を重視し、現場経験の豊富な教員と専門的知識をもった教員が協働して、実態に即した「教え導く」ための技術や心構えを指導しています。
人生を切り拓く力をもった子どもを育む
真の保育者・教育者を育成
これまで、各種教員採用試験において県内屈指の合格率を誇ってきた教育学部初等教育学科を、2025年度より刷新。名称を『教育学部教育学科』と改め、「乳幼児教育コース」「小学校教育コース」「特別支援教育コース」の3コースを設定。より専門性を高めたカリキュラムを編成すると同時に、中学校教諭二種免許取得も可能にしました。
近年、⼈⼯知能の進化を筆頭に、我々を取り巻く状況は目まぐるしく変化し、単に知識を詰め込んだだけでは社会で活躍することが困難な時代になっています。本学科では、学生主体で企画・運営する活動の場を拡充することで、自ら考え「問い」を見出し、英知を絞り、仲間と協働しながら、創造的に問題解決にあたる力を養うことに注力しています。
将来、保育・教育の世界で活躍したいと考えているみなさん。ぜひ、本学に入学し、私たちと共に、未来を担う子どもたちが、どんな時代にあっても豊かな人生を切り拓き、新たな社会の創り手となれるように導くことができる、真の保育者・教育者を目指しましょう。
教育学部長
教授 楠博文
専門分野/算数教育
本気のあなたを待っています!
この教育学科のページを見ているあなたは、「先生」に憧れを抱いている、もしくは、少なからず「先生」や「教育」に関心をもっていることでしょう。
そのような皆さんは、これまでに多くの「先生」と出会い、何かしらの影響を受けて今、ここに辿りついているはずです。
なぜ、「先生」という存在は、私たちの記憶に残るのでしょう。
それはきっと、どんな私でも大切にしてくれた、私に新しい世界の喜びを教えてくれたなど、「先生」としての温かさや強さ、生き様や言葉の重みが、あなたの心を動かしたからではないでしょうか。
さあ、今度はあなたが、保育者、教育者として子どもたちの心を動かす番です。
「子どもを大切にしたい」「子どもに学ぶ喜びを感じてほしい」「子どもと共に成長したい」
そんな「先生」への思いをもった仲間が集まる場所。それが教育学科です。
本気のあなたを私たち教育学科は待っています!
教育学科長・初等教育学科長
准教授 田中修敬
模擬教室や模擬保育室など、保育・教育の実践力を高める設備を整っています。また、近隣に小学校・こども園が併設されており、体験的に子どもの発達段階や援助・支援の仕方を学ぶことが可能です。さらに、保幼⼩現場体験や実習をはじめとした実践・体験型授業が1年次から設定されています。
教育学科は、同学年の仲間だけでなく、先輩後輩の縦のつながりも強く、⾃主的に学び合い、仲間を認め合い、お互いを⾼め合うことができます。特に「実に就くプロジェクト」として実施している「模擬保育会」「模擬授業会」などの活動は、学⽣⾃らの「保育⼒・授業⼒」「表現⼒・コミュニケーション⼒」「創造性」「協働性・リーダーシップ」「多様性を理解し⽀援する⼒」を⾝に付ける絶好の場となっています。
中国・四国地方を中心に、地元・故郷での高い採用実績があります。採用試験受験者に対する模擬面接・小論文対策・実技指導などの徹底した指導により、公立の採用試験合格率を高めています。また、既卒者に対しても同様の試験対策支援や保育・教育現場での悩みなどについての相談などへの対応も⾏っています。
1.保育・教育の専門家に必要な基本的知識・技能
2.他者と協調し、変化する時代や想定外の状況にも適応できる問題解決能力
3.様々な経験を通して得られる、強さ・優しさ・謙虚さを備えた人間性
卒業に必要な単位数
総合教養教育科目20単位、外国語教育科目6単位、
専門教育科目62単位 以上を含め合計124単位以上