就実大学・就実短期大学 受験生応援サイト

デジタルパンフレット 資料請求をする アクセス

各学科の最新情報 News

教育心理学科 研究・出版 など

教育心理学科教員の研究論文の紹介 2011/7

2011-07-06

教育心理学科教員が最近発表した研究論文を紹介します。

 

 

石山貴章先生 研究論文

 

 

・石山貴章,八波清彦著 「特別支援学校生徒に対する「ボランティア体験活動」から見えてきたもの」『応用障害心理学研究』 Vol. 10.

 

青少年体験活動総合プラン「子ども・若者育成支援のための体験活動推進事業」に基づく「阿蘇わくわく自然体験塾」における取り組みの実際を,学生ボランティア,引率教員,保護者という3つの位相から分析していくことを通して,本活動のもつ意義と今後の課題について明らかにしていったものです。

 

 

・春野聡子,石山貴章著 「障害者のきょうだいの思いの変容と将来に対する考え方」『応用障害心理学研究』 Vol. 10.

 

障害者をきょうだいに持つ青年期の者が抱く,障害のあるきょうだいの将来に対する思いや不安,葛藤等の内的側面を明らかにすることを目的とし,きょうだいの思いの変容に関するモデルを構築したものです。

 

 

 

岡田信吾先生 研究論文

岡田信吾著 「子どもの実態をたくさんの方法でしっかりと引き継ぐ」『特別支援教育の実践情報』(2011年4月号)明治図書

 

 

 

特別支援学校に在籍する個性豊かな子どもの実態をどのように引き継ぐか実践報告しました。

岡田信吾著 「がんばりカードの実効性を保護者と共有する取り組み」『平成22年度教育研究集録』 第19号,日本教育公務員弘済会岡山支部

 

 

 

がんばりカードを使った実践の効果を数量的な記録を用いて評価し,その効果を保護者と共有した実践報告しました。【個人部門 優良賞 受賞】

下山真衣先生 研究論文

下山真衣,園山繁樹著 「カリキュラム修正と前兆行動を利用した代替行動分化強化による激しい自傷行動の軽減」『行動分析学研究』 Vol. 25 (1), 30-41

 

 

激しい行動障害を伴う自閉症男児に対して,前兆行動を利用して予防的支援を行った研究です。行動障害は,それを起こす本人や周りの人たちに深刻な影響をもたらします。リスクを減らし,安心して学校生活をおくるための支援について考えた研究です。