２０２３年４月２１日（金）と２２日（土）に、４年ぶりとなる１泊２日での１年生の研修旅行を行いました。
初日は奈良県の長谷寺と室生寺を訪れました。長谷寺は奈良時代に創建されたと伝えられ、平安時代には貴族の信仰を集めた古刹です。今回は格別のご配慮をいただき、国宝の本堂（礼堂）の中でお寺の方から由緒や境内の見どころなどについてお話しをうかがったのち、御本尊の十一面観世音菩薩立像を特別拝観しました。その後、舞台に集合して記念撮影を行いました。

 室生寺は、平安時代初期に伽藍が建立された名刹です。美しく咲きほこる花を眺めながら境内を散策し、国宝の金堂や本堂、そして日本有数の姿をたたえる五重塔などをゆっくりと拝観しました。
２日目はグループ研修を行いました。各グループが事前にたてた計画に基づき、本学人文科学部がキャンパスメンバーズになっている奈良国立博物館を始め、東大寺・春日大社・興福寺など、日本を代表する寺社や文化遺産を見学した後、たくさんのお土産を抱えて帰路につきました。

 この２日間の研修を通じて、本学科の教育目標である「実感・実践に軸足を置いて、日本の言語と文化について幅広い知識と深い理解を身につける」ことの重要性を、１年生も体験することができました。加えて４年間をともに過ごすことになる、多くの友人をつくることができました。皆さんのこれからの学生生活が、輝きに満ちたものであることを願っております。