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表現文化学科 学科行事
表現文化学科表現創造コース身体表現ゼミナール第17回卒業制作発表会「彩虹」無事に開催できました
2022-12-23
表現文化学科表現創造コース身体表現ゼミナール第17回卒業制作発表会「彩虹」無事に開催できました。
日程:2022年11月5日・15日16:30~ 於:T611音楽ホール
表現文化学科 表現創造コース身体表現ゼミナール
表現文化学科表現創造コース身体表現ゼミナール第17回卒業制作発表会「彩虹」を無事に開催することができました。ご来場の皆様、ありがとうございました。
本年度のテーマは、『彩虹(さいこう)』。身体表現ゼミナール第17期生の7人と「虹」の7色をかけており、各々の個性で「彩」る最高のステージを作り出したいという思いを込めてこのテーマとしました。各々が自分自身の個性を大切にし、創作に励んだことで最後には納得のできる作品を完成させることができたと思っております。
今年はコロナ禍になってから学外にもご案内することができ、当日は大変多くの方々にご観覧いただくことができました。そして追加公演では、急遽のご案内にも関わらず、ひと作品のために足を運んでくださった皆様ありがとうございました。このような状況でも無事に発表会を終えることができましたこと、ご協力いただきました関係者の皆様には心より感謝いたします。
私たちは創作の経験に乏しく、創作過程では様々な困難に直面しました。言語を使わずに身体のみで自分の思いを表現するということの難しさ、自分の思っている以上に相手には伝わらず、どのような動きだと相手に伝わるのだろうかと模索する日々を過ごしました。反対に言語ではなく身体だからこそ、表現できたのではないかという動きや表情を見つけ出すこともできました。さらには、困難だけではなく創作するうえで心の支えとなったスタッフや仲間の存在の大きさにも気づくことができました。互いの作品について意見を出し合ったり、時には作品以外の話をしてお互いに励ましあったりするなど、スタッフや仲間がいたからこその作品が出来上がったと深く心に感じております。
私たちは大学に入学し、このゼミナールの先生、仲間たちと出会い、発表会当日まで様々なことを学んできました。衝突したこともありましたが、時には笑い、時には涙し、学んできたこの日々はこれからの人生において大きな影響を与えてくれると信じています。
この場をお借りして、ご来場くださいましたお客様、上演にあたり多彩な効果で作品を支えて下さいました照明・音響・舞台監督・映像スタッフの皆様、ご協力いただきました大学関係の皆様に心から御礼申し上げます。
第17期 身体表現ゼミナール一同
#1 「1/365」 碇彩伽
自身の意志を貫き没頭し、様々なものから解放される日常を表現した作品。
#2 「私だったモノ~こぼれる記憶~」 小寺慧
記憶は“私”そのものだった。失われていく“私”を保とうと、必死にもがく様を表現した作品。
#3「ピティフル」 岡本祐依
自由とはなにをもっていえるのか、誰もが憧れるお人形の叶わないたった一つの夢を描いた作品。
#4「憧れと自惚れ~一軍最下位女子~」 山本真菜
一軍女子に憧れを抱き理想の自分を演じるも、現実との違いに気づき葛藤する姿を描いた作品。
#5 「めぐる」身体表現ゼミナール3年生
蠢き、そしてまた新しい生命が芽生える、生命の連鎖を舞台とし、日常生活における人と人との繋がりを表現した作品。
#6 「いたい」 岩城梨菜
自身の承認欲求を満たすために行動し、周りを翻弄する女性を表現した作品。
#7「出」 藤井みずき
自分を縛る存在に翻弄されながら、自立を求めて苦悩する姿を描いた作品。
#8「猫の肖像~その瞳の先にあるもの~」 武鎗綾夏
人間の利己主義に左右されながら、自分の生きる道を懸命に歩み求める猫の姿を描いた作品。