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教育学専攻 発表会

令和三年度修士論文審査会(修士2年)に参加して

2022-03-01

2月3日に令和三年度教育学研究科修士論文審査会が開催され,修士課程2年生2名が口頭発表を行いました。参加した修士1年生の感想をご紹介します。

 

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 修論審査会での先輩方の発表を聞いて、学年が一つ違うだけで、こんなにも発表のスキルに違いがあるのかぁ・・・と思いました。15分という限られた発表時間の中で、どの部分を特に聞き手に伝えたいか、発表資料にも工夫が凝らされていました。量的研究をしていた先輩は、結果の数値がどのような意味を示すのか、発表資料に加え口頭で説明をしてくださったので、理解しやすかったです。質的研究をしていた先輩は、文章で集まったデータを上手く表にまとめ、丁寧に考察がされていました。そして、臨床の現場で支援を考える際に生かせそうな考察もされており、結果から伝えたいことが分かりやすかったです。さらに、発表に対する先生方の質問に対しても、真摯に対応されており、最後まで研究の取り組みの成果を伝えたいという意思が感じられました。私も先生方からのコメントを聞いていて、自分自身の研究にも共通する部分があり、とても勉強になりました。今後は、見やすい資料を作ることや、質問に対する自分の考えをその場で言葉にする力など、発表のスキルも身に付けていけたら良いなと思います。

 授業や実習で忙しくされている中、修論を進めている先輩方の姿を見て、私も刺激を受け、この1年やりきることができました。修論を書き終えるまで試行錯誤していた様子や、審査会の発表資料を作る過程を見ていたので、審査会後、やりきった表情をしている先輩方を見て、私までほっとしました。本当にお疲れ様でした。

 大学院生活残り1年、授業や実習に精一杯取り組みながら、修論も計画的に進めていきたいです。

(修士1年 T・Rさん)