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表現文化学科 学科行事

表現文化学科表現創造コース身体表現ゼミナール 第16回卒業制作発表会 「#Beyond The Stage」無事開催できました!ご来場ありがとうございました!

2021-11-12

表現文化学科表現創造コース身体表現ゼミナール 第16回卒業制作発表会

「#Beyond The Stage」無事開催できました!ご来場ありがとうございました!

 

日程:2021年10月30日16:30〜  於:T611音楽ホール

表現文化学科 表現創造コース身体表現ゼミナール

 

第16回卒業制作発表会「#Beyond The Stage」無事開催できました!ご来場ありがとうございました!

 本年度のテーマは「#Beyond The Stage」。この発表会を通して私たち一人ひとりが舞台に立ち、乗り越えていきたいという思いを込め、「#Beyond The Stage」をテーマとしました。各々が自身と向き合ったことで、最後には納得のできる作品作りをすることができたと思っております。

 新型コロナウイルスの影響もあり、来場者を学内関係者に限定し、徹底した感染症対策をするという条件のもと開催に至ることが出来ました。当日は私たちが専攻している身体表現という分野に興味を持ってくださった約50人のお客様が事前に観覧予約をしてご来場下さいました。その皆様方の熱い視線に見守られながら、私たちは4年間の集大成である卒業制作発表会を無事に終えることが出来ました。

 大学入学後に初めて身体表現に触れた私たちは、創作する過程で動きや発想の引き出しが少ないことを痛感しました。やりたいことを心の内に秘めつつも、形にできないまま悶々とした気持ちを抱え創作と向き合い続ける日々となりました。

 「創作」の難しさに直面し、「何を表現しようとしているか」「伝えるためには何が必要か」と模索の連続でした。限界を感じて打ちひしがれることもありました。また作品に必要な動きだと確信を得ても、返ってその動きに囚われて前に進むことが出来ないこともありました。ともすると、徐々に内にのめり込み自問自答ばかりを繰り返すようになりました。そんな時、支えになったのが創作に奮闘している仲間でした。そして、他者という鏡を通して初めて新しい自分を発見できることを学びました。

 発表会までの約1年間、新型コロナウイルスの影響を受け、仲間とともに同じ空間で創作活動に励む時間は決して多くありませんでしたが、自分自身を見つめなおすことができたこの期間は、きっと今後の人生において大きな影響を与えてくれると信じています。

 この場をお借りして、ご来場くださいましたお客様、上演にあたり多彩な効果で作品を支えて下さいました照明・音響・舞台監督・映像スタッフの皆様、ご協力いただきました大学関係の皆様に心から御礼申し上げます。

 

 第16期 身体表現ゼミナール生一同

 

#1「向きあう」 

 杉本 昇太 

 互いにぶつかり合いながらも、相手を理解しようとする過程を描いた作品。

 

#2「無音の調律」

 吉村 麻衣

 俗世という騒音に苦しみながらも、自身のペースを調律しているシーン。

 

#3「許すということ」

 池田 考生

 蓄積して来た怒りが爆発し、壊れた心身がどこに向かうのかを問うた作品。

 

#4「COVID-19」

   身体表現ゼミナール3回生

   「日常」を舞台に、新型ウィルス発生から展開する、社会からの孤立や差別を表現した作品。

#5「私の声が聞こえる」

 花房 瞳

 他の誰かにならなくてもよい、未完成な自分を認めて一歩ずつ進むことが大切だということを描いた作品。

 写真は舞台上にいる建前で固められた自分が、映像の本音の自分と対峙するシーン。

 

#6「ある虫の話」

 鈴木 太一

 ひた隠しにし、圧し殺してきた自らへの劣等感や嫌悪感。

 その仄暗い感情を喰らって育つ気持ちの悪い虫を表現した作品。

#7「イバショ」

 廣井 祥子

 家族や友人との距離感に悩み、居心地のよいイバショを求め続けるワタシ。幼い自分との決別を決めるシーン。