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教育学専攻 発表会

2020夏 修士論文中間発表会(修士2年)をオンラインで行いました

2020-09-07

 教育学研究科教育学専攻修士論文中間発表会が8月20日に行われました。

 司会進行を担当した修士1年生のレポートです。

 

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 発表会では,修士2年生6名(教育臨床心理学コース5名・幼児教育学コース1名)がそれぞれ20分間の持ち時間で, 現時点での研究の進捗状況成果を発表しました。今年はGoogleMeetを使ってのリモート発表となり, リモートならではの事態に見舞われながらも,教育学研究科の先生方と修士1年生が参加し, 2年生の発表に耳を傾けました。

 発表は, 10分という限られた時間の中で伝えたい研究の内容がしっかりとまとめられており, 初めて聞く後輩にとっても分かりやすいものとなっていました。画面越しでの資料共有により, 相手の顔や反応が窺えない中での発表からは, 発表者の緊張がより伝わってきました。それでも十分準備がなされていることが分かる内容で, 堂々としており, これまでの研究への取り組みの成果を伝えたいという意志が感じられました。

 特に, 既にデータを得て分析を済ませている先輩方は, なぜその分析を行ったのか, そこから何が分かるのかを明確に述べており, これから検討していく後輩にとっても参考になるものでした。

 

 質疑応答では, 今回は主に副査の先生方からのコメントを頂きました。先生方も事前に資料を読み込んで, 研究のテーマについて独自で調べた上でのコメントをされていました。時間の都合上, この場では多くの先生方からのコメントを頂くことはできませんでしたが, 先輩方は自分の意見をしっかり述べ, 研究が今後さらに洗練したものになるだろうと感じられる時間となりました。

 今回の発表会に参加した修士1年生は, 自身の研究には何が不足しているのか, これからどのような見通しを立てればよいか等の検討点を改めて考える機会となりました。先生方のコメントも, 研究を考えるうえで, 考え方や捉え方を広げる指摘が多く, 非常に有意義な時間でした。

 

 私は, この中間発表で司会とタイムキーパーを担当させていただきました。司会をすることで発表者と言葉を交わし, 発表者の緊張をよりいっそう感じられました。発表中に画面が止まるなど, どう対応して良いか分からないようなことも起こり, 司会としては不十分だったかもしれません。参加していた先生方の助けにより発表は無事に進行し, 色々な人の協力でこの発表会は成り立っているということを改めて感じました。

 

 これから修士論文の執筆が本格的に始まります。今回の発表で, 今までに固めた研究の改善点やさらに発展したものにするための意見が多く寄せられました。これらを踏まえて, どのように研究が変化していくのか, 来年2月の研究発表会での成果がとても楽しみです。

 

 (修士1年 H・Sさん)