就実大学・就実短期大学 受験生応援サイト

デジタルパンフレット 資料請求をする アクセス

各学科の最新情報 News

表現文化学科 在学生・卒業生の活躍

活躍する在学生紹介 第9回(2015年12月号) 教員採用試験合格体験記

2015-12-14

香川県の教員採用試験(中学国語)に現役合格した表現文化学科4年西原利奈さんの合格体験記です。

 

先生になろうと思ったきっかけ

私が教員を目指すようになったのは、中学の担任の先生への憧れがきっかけです。先生は私たち生徒一人一人のよさを見つけ、様々な場面で伝えてくれる先生でした。先生の一言から自信がついたり、新しいことに挑戦する勇気も湧きました。私もそんな風に生徒の背中を押したいと思いました。また、中学時代の部活の経験が今の自分の原動力になっている程強く思い入れがあるため、中学校の先生を目指しました。

 

 

表現文化学科での学び

 

本学科では、私は古典文学を専攻しました。私が所属するゼミナールでは卒業論文の中間発表会があり、そこで発表するために何カ月も前からレジュメを作り、限られた時間の中で分かりやすく発表する練習を行います。内容をしっかり研究することはもちろんですが、来てくださる人のために、分かりやすく見やすいレジュメを作るという先生からの御指導がありました。また、大勢の人の前で発表することで、話し方や声の出し方にも気を遣うようになりました。それは教育実習の際にとても役立ち、今後の教員生活にも役立つものであると確信しており、感謝しています。

 

 

教員になるために

 

教員になるためだけではありませんが、部活動やボランティアなど今しかできない経験をたくさんしようと思っていました。特に部活動では、責任ある役職を任され、苦しいこともありましたが、仲間たちと共に全力で活動したことは、自分自身を成長させてくれた大きな経験の一つです。
教員採用試験に向けて特に力を入れて勉強を始めたのは、3年生の冬からでした。東京アカデミーの学内講座を受け、学校が開いている日は毎日朝から夜まで同じ教員を目指す友人たちと励まし合いながら勉強しました。面接練習や模擬授業練習なども、友人たちと時間を決めて、積極的に行いました。苦しいときも、友人たちと共に勉強していたから最後まで諦めずに頑張れました。

 

 

教育実習の思い出

 

教育実習は、母校の中学校に行きました。担当は2年生で、学級は5クラスのうち4クラスで授業を経験させていただきました。クラスにより雰囲気が全く違い、同じ内容であっても反応の仕方や理解度が変わるので、戸惑うことも多々ありました。しかし、全力でサポートしてくださる先生方や夜遅くまで共に頑張る友人がおり、学び深い充実した日々を送ることができました。そして、なんといっても、可愛い生徒たちと共に過ごした三週間はそれ以降の私の心の支えとなりました。

 

 

採用試験に合格して

 

家族や友人、先生方、出会ったすべての方々に感謝でいっぱいです。あの出会いがあったから今の私があると思うことが多々あり、たくさんの人に支えられていることを実感しています。これから出会う子供たちにも、先生と出会えてよかったと言ってもらえるような先生になりたいです。