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表現文化学科 在学生・卒業生の活躍

活躍する在学生紹介 第5回(2014年4月号) 比叡山競書大会「伝教大師賞」ほかの受賞

2014-04-14

2013年度に表現文化学科の山崎辰徳君が、書道で複数の受賞をしました。ひとつは第41回全国学生比叡山競書大会で最高賞に当たる「伝教大師賞」を受賞、この活躍に対して大学からも「スポーツ文化優秀賞」が贈られました。

もうひとつは、第62回独立書展に入賞し、さらに「新鋭賞」を獲得、これに対して大学からも「スポーツ文化奨励賞」が贈られました。

左の写真は独立書展への出品作、右下の写真は比叡山競書大会表彰式の際の写真です。

 

以下は、山崎君による受賞の弁です。

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書道自体は小学生のときに始めました。

決して才能があり開花させるために始めたのではなく、きれいな字を書けない私に親が習わそうとしたものでした。

しかし、高校生ぐらいになると、行書の魅力や書くことの楽しさを感じるようになりました。

そして、大学に入り現在の先生に出合うことができ、本格的な書法の勉強や作品制作に取り組んで現在に至っています。

 

比叡山競書大会のほうは、中国、魏の時代に作られた「龍門造像記」を手本とした臨書作品です。臨書というのは、書を学ぶ上で一番基本となるものです。過去に作られたものから様々な筆法を学び、作品に応用するものです。この臨書作品では、勢いのある鋭い線が魅力とされています。ただ、勢いを出すだけでなく、ゆっくり落ち着いた中での鋭さということに重点を置き、書き上げました。

独立書展では、漢字作品を出品しました。なかなか入選が難しい大きな書展ですが、入選かつ新鋭賞を頂けたということで大変嬉しく思っています。こちらのほうは、字の濃淡のバランスや力の強弱などを考えながら書き上げました。

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