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実践英語学科 活躍する学生たち

ICOM京都大会2019でのボランティア活動

2019-09-17

ICOM京都大会2019でのボランティア活動

2019年、ICOM(国際博物館会議)の大会(第25回)が日本(京都)で初めて開催されました。世界141の国と地域から3,000人を超える博物館の専門家が京都に集まり、博物館のさまざま課題について会議が行われました。この国際会議のボランティアスタッフとして、本学人文科学部から2名(表現文化・実践英語の各1名)の学生が参加しました。9月1日~7日の日程のうち、2日~4日の3日間にわたりボランティア活動に参加した実践英語学科2年の土田果奈さんに、活動を振り返っていただきました。

 ふだんの大学での学業とは別に、英語を使って海外の方と交流ができるという貴重な機会が得られるという点に惹かれ、ICOM京都大会2019のボランティアに参加させていただきました。

 

 初日と二日目は、海外からの参加された方々からの問い合わせ、講演終了後の撤収作業などを行いました。自分ではわからないことや、判断できないことを聞かれることもありましたので、その都度、他のスタッフと協力した対応にあたりました。事前に聞いていた通り、実際のボランティアでは想定外のことも多々あり、臨機応変に対応することを求められました。この大会における自分の役割について、海外からの参加された方々と、つたない英語でもいいからコミュニケーションをより積極的に取るべきであったと反省しました。英語運用面で自分の語彙力やリスニング力の貧しさを突きつけられました。たとえばフランスやスイスなど、母語が英語ではない方々の英語はとくに聞き取りづらく、正確に意思疎通することができなかったため、自分の努力不足をひしひしと感じました。その一方で、参加していたボランティアの方々の中には、流暢な英語を話す方々もいらっしゃって、良い刺激をもらうことができました。

 

 三日目は、道案内のボランティアを中心に活動しました。各員が通路に立ち、朝はICOMに参加された方々に挨拶や案内をしました。講演前や講演後はとくに人の出入りが多いですので、道を尋ねられることが多くありました。英語を使いながら手元の地図と照らし合わせ、身振り手振りを使ったジェスチャーで案内したり、場所が遠くて説明が難しい場合は、実際にその場所まで案内したりすることもありました。些細なことに思われるかもしれませんが、案内するたびにありがとうと言われるのはとても嬉しかったですし、達成感を感じることができました。しかし、とにかく「相手に伝える」ということに集中していましたので、カジュアルな英語と丁寧な英語との使い分けができていなかったなぁと反省しています。

 

 何かと反省点の多い三日間でしたが、自分の英語について振り返るべき点がたくさん見つかったと感じています。これをフィードバックして、自分の英語運用能力をもっと高めたいと考えています。

 

実践英語学科2年 土田果奈