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表現文化学科 学科行事

文学散歩を開催しました。

2018-10-11

日程:2018年9月29日 ~ 2018年9月29日

9月29日、表現文化学科年中行事「文学散歩」を行いました。

今年は愛媛県今治市にある市立村上水軍博物館と大山祇(おおやまづみ)神社

に行きました。参加者は学生12名と教員3名でした。当日は台風24号が懸念されましたが、幸いにも強い雨が降ったのは出発時点のみで、後はほとんど降りませんでした。

今回の目的は、和田竜さんのベストセラー小説『村上海賊の娘』(新潮社)の

舞台になった戦国時代の瀬戸内海とそこで活躍した「海賊」(※ヨーロッパで海を荒らしたpiratesとは区別されます)村上家の歴史について、史料と実地見学を通して学ぶことです。博物館では学芸員の大上幹広さんから、『村上海賊の娘』が史料をうまく使ったフィクションになっていること、と同時に小説内に書かれていることがすべて史実上の村上家およびその周辺事情と一致するわけではないということなどが説明され、学生は真剣に耳を傾けていました。また、質疑応答も活発に交わされました。

小説についてのレクチャーを受けた後は、大上さんに館内展示を一つ一つ丁寧に説明して回っていただきました。瀬戸内の海で実際に生きていた海賊の様子が具体的にわかる、すばらしい史料がたくさん展示されていました。

博物館の次に訪れた大山祇神社は、村上家をはじめとする瀬戸内周辺の多くの武家が崇めた、伝統的かつ由緒ある神社で、海神・武神が祀られており、今でも全国から多くの人が参拝に訪れます。この地域には大山祇神社宮司の娘でみずからも戦に出たとされる鶴姫についての伝承が残っており、『村上海賊の娘』にも、主人公・景(きょう)が憧れ尊敬する女戦士として登場します。また神社内の宝物館には武士が身につけた甲冑・刀剣などの国宝がたくさん展示されており、その質量に圧倒されました。

台風が懸念されましたが、学生たちは楽しく見学できたようです。大上さんはじめ、村上水軍博物館スタッフのみなさんにはたいへんお世話になりました。どうもありがとうございました。(表現文化学科准教授・松本潤一郎)