就実大学・就実短期大学 受験生応援サイト

デジタルパンフレット 資料請求をする アクセス

各学科の最新情報 News

総合歴史学科 授業・課外研修など

2018年度 特別課外研修(津山方面)の記事を掲載しました。

2018-10-09

日程:2018年10月6日

 

2018年度 特別課外研修(津山方面)

 

 2018106日(土),総合歴史学科の特別課外研修を実施しました。

 午前840分に大学正門前に集合,1年生から4年生までの23名と教員3名は,苅米先生ご作成の資料(18ページ)を手にして吉備交通のバスに乗り津山方面に向かいました。

 1010分,久米南町誕生寺に到着。法然上人生誕地の山門(国指定重要文化財)を潜り,本堂(国指定重要文化財),方丈,庭園,宝物館を見学しました。

 1030分,津山市高野神社(美作国二宮)に到着。鳥居を潜って坂を上がり社殿に参拝しました。源頼朝が神門を建立,山名氏が社殿の修造,神馬の奉献,毛利元就および小早川隆景が祭祀厳修を令して社殿を修造した美作国二宮の改修作業を見つめながら,歴史遺産保存の取り組み,寄付(瓦寄進)や補助金制度にも思いを巡らせました。

 昼食を車中で済ませ,1210分,津山市中山神社(美作国一宮)に到着。中山鳥居を潜り参道を歩き,列をなして手水を済ませ本殿に参拝しました。中山造と呼ばれ,美作の多くの神社の模範とされた本殿(国指定重要文化財)は実に見事で厳かで,風が吹き抜け絵馬が鳴るのを聴きながら,澄んだ気持ちになりました。『今昔物語』にあらわれる猿楽伝説の「中山の猿」の霊を祀る猿神社は裏山にあって,元気に登り参拝した者もいました。

 1305分,城東地区観光駐車場に到着。城東町並保存地区を少し歩いてさいごの目的地津山洋学資料館へ向かいました。(なお,本学就実大学は津山洋学資料館と包括連携協定を締結しています。)まず,GENPOホールにて「素晴らしき津山洋学の足跡」(約25分)を視聴しました。その後,同館学芸員・田中美穂氏が館内をご案内くださり,展示資料・史料について詳しく解説してくださりました。津山の洋学者である宇田川玄随・玄真・榕菴,箕作阮甫,津田真道らと彼らの同時代人(シーボルトなど)および時代背景について理解を深めました。

 15時に城東地区観光駐車場を出発し帰路に着きました。途中,道の駅くめなんに立ち寄り,17時に予定通り大学正門へ到着,解散しました。参加者それぞれが歴史的テーマへの興味を増し,関心を広げ,楽しい思い出をつくりました。

(文責・松崎)

総合歴史学科の紹介はこちら