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初等教育学科 学科行事・授業など

教職に就く学生への激励会(小学校)開催

2016-03-05

201635日(土)E301教室 10時から12

 

今年4月から小学校の先生として教壇に立つ4年生を激励する会が開かれました。学年末の忙しい時期にも関わらず,昨年度卒業した10名の先輩方が激励に来てくださいました。

会では,まず,先輩の先生方から激励のメッセージをいただきました。

広島から4年生のためにわざわざ駆けつけてきてくださった梶原千鶴先生からは「子どもや保護者との信頼関係を築くことが一番大切です。子どもたちは先生の姿をよく見ているので,言葉遣いや行動をきちんとするように心がけるようにしましょう」とアドバイスがありました。また,佐藤夢先生からは「子どもとしっかりと遊ぶことが大切。子どもたちは,楽しかったりうれしかったりしたことは,家に帰って保護者に伝えたくなるもの。先日もある子のお母さんから『先生,うちの娘が先生といっしょに遊んでとても楽しかったと話してくれました』とお聞きしたときは,とてもうれしかったです」と,子どもや保護者とのよい関係が築けていることを確認できたエピソードもお話してくださいました。

そのほかの卒業生の先生方からは,「同僚などに頼まれた仕事は,自分の仕事より先にすぐにするように心がけること」「子どもたちに,先生(自分)のことを好きと思ってもらえることが大切」「整理整頓を心がけること」「仕事はできる限り学校に勤務している間に片付けるようにすること」「自分の授業を常に振り返り,工夫改善を続けるようにすること」など,ご自分が一年間教師として仕事をしてきた中で,感じたこと学んだことなどを分かりやすく4年生にアドバイスしていただきました。

会の後半は,少人数のグループをつくりフリートークの時間です。どのグループでも,「3月中に準備しておく物」「通勤の服装」「子どもをうまく叱る方法」「保護者に電話をかけるときに気をつけること」など,積極的に先輩の先生方に質問し,熱心にメモを取る4年生の姿が印象的でした。

激励会は,予定していた2時間があっという間に過ぎましたが,会が終了した後も,先輩の先生方にさらに質問をする4年生も多く見られました。

この会に参加した4年生の宇髙早百合さんは「すごくためになる話ばかりでした。もうわたしも,4月からは先生になるんだ!!と改めて気が引き締まる思いがしました。先輩たちからいただいたアドバイスを基に,しっかりと準備をして4月を迎えたいと思います」と,この激励会に参加してよかったという感想を話してくれました。

もうすぐ卒業し,小学校の先生として子どもたちの前に立つ4年生。4月から,それぞれの学校でよいスタートをきってくれることを心から願っています。

文責 初等教育学科 楠