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薬学科 研究・産学連携

日本薬学会生物系薬学部会主催 「第27回微生物シンポジウム」

2015-09-04

世話人:塩田澄子(就実大学)、黒田照夫(岡山大学大学院) 事務局:山田陽一(就実大学)

 

平成27年9月4~5日、就実大学S館において、標記シンポジウムを開催しました。第27回のテーマは「微生物薬学の未来に向けた研究と教育の在り方」でした。

シンポジストとして、大学研究者の藤永由佳子先生(金沢大学)、臨床現場から田中裕章先生(香川大学医学部付属病院)、行政から大塚菜緒先生(国立感染症研究所)を招き、「微生物薬学」の分野で活躍する3名に、それぞれの立場で、研究と教育や求められる人材と資質を話していただきました。

特別講演はテーマを「微生物薬学分野の創薬研究」として、企業から巻秀樹先生(塩野義製薬(株))、大学から関水和久先生(東京大学)にご講演いただきました。シンポジウム、特別講演とも多彩な分野からの興味深い講演であったと参加者の皆さんから高い評価を得ることができました。

一般研究発表では、基礎、疫学、臨床と幅広い分野から23演題が集まりました。病院からも2演題の発表があり、「微生物薬学」にふさわしい研究成果の発表の場を提供することができたと思います。

全演題で活発な質疑応答が行われ、休憩時間もお茶やお菓子をつまみながら議論が続けられました。参加者75名のうち、61名が懇親会にも出席し、情報共有と親睦も図れたと思います。薬学の微生物学分野の研究者や薬剤師が集まり、ともに学び、交流した貴重な2日間になりました。

 

 


活発な質疑応答の様子

発表する山田先生

世話人と学生スタッフ一同