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表現文化学科 学科行事

表現創造コース(身体表現ゼミ)卒業制作発表会

2012-10-15

私たち、身体表現ゼミナール7期生は、10月13日(土)15:00からT611音楽教室にて、表現文化学科設立10年目第7回目の卒業制作発表会を開催いたしました。当日は、学内外より約70名のお客様がおいでくださり、無事盛会の内に終えることができました。お忙しい中、会場にご来場いただきました皆さま、本当に有難うございました。

今年度の全体テーマは、『さきへ進もう!!』です。
諸事情あって今年度の発表に臨んだ4年ゼミ生はわずか2人。自作自演だけでなく、会の立案や運営、上演にかかわる手配もすべて自らで手掛けている私たちゼミでは、プロセスのひとつひとつ様々な困難に直面し、挫けそうになったことも少なくありません。それでも、互いに支えあい、また下級生や卒業生に支えられながら、踏ん張り通すことができました。
自分が創作する作品には、今まで経験したこと、考えたこと、人と触れ合っていくうちに自らの心に積もったものを、少しずつですが着実に反映させていきました。
来春、本大学を卒業する私たちの未来には、これまで以上の困難が待ち受けていることでしょう。しかし、そんな中でも、私たちは、一歩でも前に、足を踏み出していきたい。その為の力となる作品を作り上げたい。そんな思いが、今回の私たちのテーマになりました。

プログラム
1 『よだかの星』太田芽衣
2 『Work』身体表現ゼミナール3回生、2回生有志
3 『ホワイ ドンチュー ラヴ ミー?』(ダンス部作品)中桐麻莉菜山本和馬
4 『Sign』唐井啓子

今回のゼミ生の作品は揃って演劇作品となり(『よだかの星』、『Sign』)、例年の発表会にはない発表形態となりました。
1『よだかの星』は、
「自己のアイデンティティーの叫び」をテーマとし、宮沢賢治作『よだかの星』を題材に一人芝居を制作しました。1人で8役をこなすにあたって、それぞれが別人だと伝えるための演じわけにはとても苦労しましたが、これまで演劇に関わってきた経験の集大成を発表することが出来ました。
『Sign』
「きっかけ」から「成長」、そして、人と「繋がる」ことをテーマとして、台本を制作し、舞台に立ちました。
一つのチームとして劇を作れるよう、台本、演出、役者、照明、音響、転換に至るまで、様々な方に協力して頂きました。
この大学生活で得たもの全て、無駄では無かったと思える舞台になったと思います。
 
この場をお借りして、この度の発表会を支えてくださった大学関係者の皆様、照明・音響・舞台装置・舞台監督という大仕事を頼もしく請け負ってくださった演劇部・ダンス部関係者の皆様、そして本務を縫いながらも協力支援をいとわずに駆けつけてくれた卒業生の皆様に、あらためて心から御礼申し上げます。

追記:
今回賛助出演して下さったダンス部さんの作品『ホワイ ドンチュー ラヴ ミー?』は、平成25年2月24日本大学の多目的ホールで行われる就実大学ダンス部公演でも発表される予定です。よろしければ、是非お立ち寄りください。

表現文化学科 表現創造コース 身体表現ゼミナール一同(文責・太田芽衣)