就実大学・就実短期大学 受験生応援サイト

デジタルパンフレット 資料請求をする アクセス

各学科の最新情報 News

薬学科 薬学部News

1年次生の「薬学への招待」で、救命救急講習会と高齢者疑似体験を行いました。(平成26年5月23日)

2014-05-23

【救命救急講習会】

 

本年度も昨年に引き続き、心臓病センター榊原病院外科部長兼救急部長の津島義正先生をはじめ16名のスタッフの先生方をお迎えして、救命救急の意義、胸骨圧迫による心肺蘇生法、自動体外式除細動器(AED)の操作方法の講習会を開催しました。この講習会は、薬学部1年次生の「薬学への招待」で、医療人にふさわしい行動・態度をとるために必要な心構えを身につけることを目的として、毎年実施しています。学生からは、「助かる確率が大きく変わってくるので、本当に大事なことなんだなと思いました」や「医療に携わる者として、きちんとした知識をもって率先して行動できるようになりたい」といった感想が寄せられました。

【高齢者疑似体験】

 

高齢者疑似体験セット『うらしま太郎』を装着し,手足の関節の動き,視界,聴覚が非常に制限された状態で買い物やお薬の取り出しなどを体験をしました。介添えの人がいないと階段の上り下りも辛く、高齢者の方の不自由さと同時に、介護者の気配りについても身をもって体験することができました。

【車椅子体験】

昨年に引き続き、教育学部の郷木義子先生に、車椅子の講習をしていただきました。車椅子は乗る人だけでなく介助をする人の負担も軽くする必要があります。また、車椅子のしくみだけでなく、車椅子の押し方のコツ、また車椅子に乗っている人に対し介助者が配慮すべきことについても説明して頂きました。「普段の何気無い行動が困難になっている」、「困っている高齢者に出会った時には、積極的に自分から声をかけて手助けしたい」などの感想が聞かれ、有意義な体験ができました。

 

日ごろ体験するこのない高齢者疑似体験や車椅子体験を通して、高齢者あるいは体の不自由な患者さんへの思いやりを持って接することの大切さを学びました。