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出前授業

地理的なモノの見方について-中国・四国地方における地域特産・限定品、県民性などを例に-

2012-02-07

日 時: 平成24年2月7日(火) 10:00~11:30

場 所: 瀬戸内市中央公民館

講 師: 芳賀 修 (短期大学 実践コミュニケーション学科 教授)

 

瀬戸内市をはじめ中国・四国地方における特産物や特有の料理、民家、県民性など、地域特産品・文化と地理的環境の関わりについて話しました。

最初に旅の楽しみ方について触れました。旅先では、普段見たことのない珍しい食べ物や民家などを見ることも多く、ごく自然に何故なのか知りたくなります。このような時に地理的なものの見方のものさしを当ててみると結構楽しい旅ができることを話しました。

 

次に中国・四国地方各地における住文化や食文化など暮らしと地理的関係について(鳥取県福部のらっきょう・島根県斐川町の築地松・広島県のワニ料理・岡山県の特産品・白菜、キャベツ、かぼちゃ、とうがん、カキなどの瀬戸内市特産物・香川県のあん餅雑煮・高知県の安芸ハウス園芸・四万十川の沈下橋)、岡山と香川の県民性などを取り挙げて解説しました。地理的環境の中でも暮らしと気候は特にかかわりが強いこともあって、中四・四国地方各地(松江市・岡山市・高松市・高知市・真庭市久世・瀬戸内市)の降水量・気温・日照時間の1981~2011平均値のグラフデータを参考に提示し暮らしと気候との関係が深いことを合わせて説明しました。