悩んだ末に選んだ
「本当にやりたい仕事」
内定先を選んだ理由について教えてください。
子どもに関わる仕事がしたいと考えて就実大学の教育学部教育心理学科に入学しましたが、商業高校の出身だったこともあり、金融関係の仕事にも興味をもっていました。教職か金融関係の一般企業、どちらを選ぶかで長い間とても迷っていましたが、高松信用金庫へ会社見学に行った際、人事や社員の方々の雰囲気がとても良かったのが印象的でした。自分の地元に根付いた企業であることや福利厚生の制度が充実していることも合わせ、ここなら長く働いていけそうだと感じ、結果的に内定先を選びました。
入社後に挑戦してみたいことは何ですか?
積極的に検定に挑戦して、金融に関する専門知識やスキルを向上させていきたいと思っています。また高松信用金庫は、高松祭りなどの祭りに参加したり、フォトコンテストや子どもに向けたマネースクールを開催したりと、地域の活性化に取り組んでいます。入社後は私もそうしたイベントに関わり、地元をもっと盛り上げていきたいと考えています。窓口業務ではお客様と直接会話する機会が増えると思うので、地域の方々と触れ合って人と接する力を養いたいです。
就職活動を振り返ってどうでしたか?
コロナウイルスの影響で3年生の9月に控えていた養護実習が延期になってしまい、それを機に一般企業への就職活動も始めました。就活サイトや香川県の新卒ハローワークを利用して情報を収集し、以前から興味のあった金融関係の企業説明会に参加しました。
延期になっていた実習は4年生の6月に行くことができましたが、その後すぐに採用試験が控えていたため、勉強と就職活動を両立するのは大変でした。自分と周囲の状況を比べて、焦ったり不安になったりすることもありました。暗い気持ちになった時は、仲の良い友人と遊びに行って息抜きをしたり、好きなアイドルグループの応援ソングを聴いたりして気持ちを切り替えていました。教職と一般企業の間で迷うなかで苦労を感じることも多かったですが、悩んだ分本当に満足の行く選択ができたと思います。
就実大学のキャリア支援を活用することはありましたか?
保育・教職支援部で、グループワークと個人面接の指導をしていただきました。「個人面接では、面接官が何を尋ねているのかをきちんと理解してから話し始めること」「グループワークは自分が主張するだけでなく、周囲の意見も尊重しつつ前向きに進めていくこと」など、アドバイスやコツを教えていただきながら実際に練習しました。もともと人前で話すのがあまり得意ではなかったのですが、練習の甲斐あって選考の面接でも上手く受け答えができました。自信がついていたので自然と笑顔でいられたのも良かったと思います。
私自身は教育学部だったので、キャリア支援・開発部にはなんとなく行きづらくあまり利用しませんでした。今考えるともっと活用するべきだったなと感じます。もし私と同じように教職と一般企業への就職で迷われている方がいたら、保育・教職支援部だけでなくキャリア支援・開発部にも積極的に訪れてみてほしいと思います。
最後に、就職活動を控える在学生に向けてアドバイスやメッセージをお願いします。
自分の選考状況を周囲の人と比べてしまうと思うので、慌てないためにも早めに動くことをおすすめします。何から始めればいいのか分からない時は、就実大学のキャリア支援の方に相談してください。就職活動に関して適切なアドバイスやサポートをしてもらえますし、話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になると思います。就職活動をしていると不安になることや選択を迫られることが度々あるかもしれませんが、焦らずしっかり考えて後悔しない道を選んでほしいです。