自己分析のその先に
納得のいく就活がある
内定先を選んだ理由について教えてください。
もともと高校生の時から医療に携わる職業に憧れていました。ただその時点ではまだ具体的な志望先は決まっていなかったので、いろんな進路の可能性を広げるために生活実践科学科を選び、医療系の資格取得に励みました。その中で内定先の病院を選んだのは、患者さんとそのご家族への対応やチーム医療の実践に魅力を感じたからです。また院内見学に行かせていただいた際に、自分が働いているイメージが湧いたというか、雰囲気を味わえたのもよかったです。私もここで患者さんに安心を与えられるような医療事務になりたいです。
キャリア支援・開発部を利用することはありましたか?
進路の相談から履歴書の添削、面接練習にいたるまで、キャリア支援・開発部の方には大変お世話になりました。面接練習ではオンライン形式での対策もしっかりしていただきました。本番と同じ環境で練習する中で、「画面の背景はこうしたほうがいいよ」「もう少しマイクを近づけて」といったアドバイスのほか、自分の位置や目線などの細かい指導もしてくださいました。そのおかげで自信をもって採用試験を受けられました。友人や家族はもちろんですが、キャリア支援・開発部の手厚いサポートには本当に助けられました。
就職活動を振り返ってみてどうでしたか?
私が就職活動を意識し始めたのは2年生になってからです。2年生の前期にあったオンライン授業で、就職活動に関するアンケートに回答することがありました。「現在就職活動をしている人」とか「内定をもらった人」といった結果を先生が数値で示してくれました。それを見て「もう内定をもらっている人がいるんだ」と焦って、自分も早く始めなきゃと思いました。
とはいえ何から始めたらよいのか、どうやって進めるのが正解か、オンラインだとやはり先生に聞きにくかったので、恐る恐るスタートした感じでした。友人に相談して、まず試しに合同説明会に参加してみることにしました。キャリア支援・開発部から定期的に送られる『合同説明会のお知らせ』をチェックして、3回ほど参加したと思います。就職活動は不安なことだらけでしたが、説明会では積極的に質問するなど、情報収集をしっかり行い、不安や迷いを少しずつ取り除くようにしていました。
就実短期大学はどんな大学でしたか?
新型コロナウイルスの影響で、特に1年生の頃はオンラインでの授業が普通だったので、本当はやりたかったことができなかったという思いはあります。インターンシップも1日限定でオンライン上で参加するというものでしたし。学園祭も出店とかトークショーとか、リアルな場で体験してみたかったです。それでも、大学生活のイベントのほとんどを経験できなかったからこそ、学校に通って、仲のよい友人とランチして、おしゃべりできたことを幸せに感じることができました。さまざまな制限がある中で、信頼できる仲間や先生と過ごせた2年間はいい思い出です。
最後に、就職活動を控える在学生に向けてメッセージをお願いします。
個人的な感覚ですが、採用面接では「あなたの長所・短所は何ですか?」と尋ねられるが多かったように思います。このような質問に対する回答で自分をアピールするためには、自分のことをよく理解しておかなけらばならないなと感じました。でないと、咄嗟に言葉にして伝えるのはなかなか難しいものです。また自分と向き合うことは、納得のいく進路を選択するためにも大切です。いろいろと不安なこともあるかと思いますが、しっかり準備をして、悔いのない就職活動となるように頑張ってください。
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