一日一日を大切にし、目標に向かって進んでください。
2021年度 入学
薬学部 薬学科 1年生

一日一日を大切にし、目標に向かって進んでください。

入試区分 学校推薦選抜(小論文型)
出身校 岡山県立井原高等学校 普通科
高校時代の部活動 バドミントン部
高校時代の得意科目 英語、生物
高校時代の苦手科目 数学

高校時代に頑張ったことを教えてください。勉強・部活動・ボランティア・家事 等なんでも結構です。

私が高校時代に頑張ったことは、勉強です。毎日たくさんの課題をこなしながら、予習、復習を行うことができるようにその日のスケジュールを立てて勉強に取り組みました。また、中間テスト、期末テストはもちろん、小テストでも手を抜かず、満点が取れるように何度も問題を解き直し、分からないことや疑問に思ったことがあればすぐに先生に聞くようにしていました。他にも英語検定などの資格取得にも積極的に取り組みました。

受験勉強を始めた時期はいつ頃からですか。また受験勉強を始めようと思ったきっかけを教えてください。

私が受験勉強を始めたのは、高校3年生の夏頃からです。受験勉強を始めようと思ったきっかけは、学校の先生や塾の先生などから受験についての話が多くなり、入試の日程などを調べてみて逆算していくと本格的に始めないと間に合わないと感じたからです。また、部活も終わり、周りの人たちも受験に向けて準備を始めていたからです。

受験勉強ですが、1日の勉強時間と1週間の勉強時間を教えてください。

1日5時間(平日)、1週間43時間

受験勉強で特に注力したことを教えてください。

受験勉強で特に注力したことは、得意教科を伸ばすことです。苦手な教科より得意な教科に力を入れて参考書を何度も読み返したり、センター試験などさまざまな過去問や問題集を数多く解いたりしました。苦手な教科には、重要な点を抑えるようにしました。センター試験から大学入学共通テストに変わって初めて受ける年だったので、どのような問題形式になるのかなど分からない点が多い中でとにかく数多くの問題にあたるようにしました。

あなたが就実大学・就実短期大学を目指した理由を教えてください。

私が就実大学を目指した理由は、就実大学の薬学部には臨床薬学教育研究センターや附属薬局など様々な設備が整っており、早くから実習を通して実践的に学ぶことができるからです。また、コミュニケーション能力を鍛えるためのカリキュラムが1年次から組み込まれており、専門知識から技術面まで手厚いサポートのもと学ぶことができるところや、病院や薬局だけでなく製薬企業や行政機関など幅広い就職先があることも魅力を感じました。

あなたが入学した学部・学科を受験した理由を教えてください。

私が薬学部薬学科を受験した理由は、将来、科学捜査研究所というところで働きたいと考えていたからです。そこで、薬物、毒物などの化学分析を行う中で、薬剤師という資格があれば化学の広い分野を扱い、携わることができるため自分の大きな武器になると思ったので薬学部を選びました。また、就実大学の薬学部は附属薬局や臨床薬学教育研究センターなど設備が充実しており、国家試験の合格率も高かったため受験しました。

受験時の面接で、特に気を付けたことを教えてください。

面接で特に気をつけたことは、聞かれたことにただ答えるだけではなく、自分の良い所をアピールしたり、この大学に入りたいという強い気持ちを持っていることを伝えるように会話を繋げていくよう意識したことです。

受験を迎えるまでのあなたの意識・志望の変化を時期も併せて具体的に教えてください。

受験を迎えるまでとにかく日々を大切にできるだけの準備をしておこうと考え勉強に取り組んでいました。しかし、9月の初めはまだ私立大学の受験先を悩んでいました。9月の終わりになり、私は就実大学の学校推薦選抜(小論文型)を受験することに決めました。過去に同じ高校から小論文型で受験をした先輩のデータがほとんどなかったため、どのような対策をしていけばいいか分からず不安でしたが、様々な薬学に関する小論文を何度も書き、面接も口頭試問があってもいいように練習を積み重ねました。

受験対策として、おすすめの勉強方法を教えてください。

おすすめの勉強方法は、一日分のスケジュールを立てることです。一週間分などではなく、一日分だけのスケジュールを立てることで、その日に終わらなかったことなどを次の日のスケジュールに組み込むことができ、計画的に勉強できると思います。また、例えば9時から10時まで国語をすると決めて問題の途中で時間が来たとしてもすぐに切り上げて次のことをすることでだらだらと続けてしまうことがなく、効率的に勉強できると思います。

受験対策として、おすすめの教材・グッズを教えてください。

受験対策としておすすめの教材は、「大学入試山川喜輝の生物が面白いほどわかる本」と「化学の点数が面白いほどとれる本」です。基本的なことから重要なことが絞ってあり、簡潔に書かれているので頭に残りやすく、読むのが苦ではないと思います。私はこの本を毎日読むようにしていました。そして、過去問や模試で分からなかったところに印をつけるということを繰り返していました。生物基礎、化学基礎バージョンの本もあるのでそちらから始めるのもおすすめです。

受験勉強時、ご自身が実践していた苦手科目の対策方法を教えてください。

私は数学が苦手でした。実践していた対策方法は、解き方を覚えることでした。センター試験の過去問から問題の解き方をひと通り、実際に問題を解いていくようにしました。そこで解くことができなかったらまた解き方を覚える、解いてみるを繰り返しました。一回で解くことができた問題は一週間後くらいにもう一度解くことができるか解いてみていました。

コロナ禍での受験で大変だったことを教えてください。

一番気をつけていたことは、コロナウイルス感染症にかからないようにすることでした。コロナウイルス感染症にかかってしまったら、受験することすらできない可能性もあったため、手洗い、うがい、マスク、消毒など感染対策を怠らないようにしました。受験で気が張っているのに加えて、コロナウイルス感染症にかからないかといっぱいいっぱいの状態で大変でした。また、コロナ禍によって公共の場所を使うことができなかったことが少し困りました。家だと私は集中できないこともあり、図書館などを利用したいと思ったときに使えないのは大変でした。

受験時にモチベーションを上げるためのお気に入りグッズがあれば教えてください。

友達の存在がモチベーションを上げてくれました。放課後は学校で勉強をして、その後に塾の自習室で勉強するというようにいつも一緒にいました。ライバルでありながら、仲間であるという関係でお互いを高め合いながら受験勉強に取り組むことができました。一人でいると何度も挫けそうになりましたが、隣に友達がいて、一人じゃないと思えると最後まで諦めずに頑張ることができました。こんなにも大切に思える友達と出会えて本当に良かったです。

受験勉強を頑張ってよかったことを教えてください。

大学に入学できたことです。もし入学できていなかったら目標や夢に向かって次に進むことができないと私は思います。新しい環境で色々な人と出会ったことで学年を越えた関わりがあり、広い視野をもち、行動範囲が広がったと感じました。受験勉強をしているときは、大変、しんどい、やめたいと思うこともありましたが、終わってみると頑張ったからこそ今が楽しいと思えることも良かったことです。

就実大学・就実短期大学に入学してよかったことを教えてください。

先生が一人ひとりを見てくれることです。少人数クラスを編成しているため、自分に合ったアドバイスを的確に行ってくれます。勉強面だけでなく生活面でも相談に乗ってくれるなど、とても手厚くサポートしてくれます。先輩も優しい人ばかりで学校について教えてくれたり、質問にも丁寧に答えてくれたりと気さくに話しかけてくれます。また、学内のいろいろな場所に勉強をするスペースがあり、時間をうまく使うことができるのが良いところです。

就実大学・就実短期大学でこれから取り組みたいこと、目指していることを教えてください。

これから取り組みたいことは、サークル、部活動に参加することです。前期はコロナ禍で十分に活動ができなかったので、制限が緩くなったら活動に取り組んでいきたいと思っています。そこで、先輩や他の学部の人との関係を広げていき、コミュニケーション能力を身に付けていきたいと考えています。目指していることは、国家試験に合格することです。そのために、今のうちに基礎をしっかりと固め、分からないことをそのままにしないように日々勉強をして、スムーズに進級できるように頑張りたいです。

これから受験を控える高校生・受験生にメッセージをお願いします。

コロナウイルスの影響で十分な勉強ができなかったという人もいるかもしれません。また、受験はとても長く、逃げ出したくなることもあるかもしれませんが、あっという間に時間は過ぎてしまいます。一日一日を大切に、目標に向かって進んでください。そして、受験当日は自分のもっている力をすべて発揮できるように最後まで諦めずに頑張ってください。体調には十分に気を付け、悔いの残らない受験にしてください。

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