自分は1人じゃないことを思い出して欲しいです。
2019年度 入学
人文科学部 総合歴史学科 3年生

自分は1人じゃないことを思い出して欲しいです。

入試区分 一般選抜(前期)
出身校 西条高校 普通科
高校時代の部活動 放送部
高校時代の得意科目 国語
高校時代の苦手科目 数学、地学

高校時代に頑張ったことを教えてください。勉強・部活動・ボランティア・家事 等なんでも結構です。

部活(放送部に所属)を頑張っていました。2年生の時に愛媛で国体があり、女子ソフトボール競技のアナウンスをしたことが印象に残っています。今までは学校内で完結する活動が多かったのですが、外部の人と協力しての活動は初めてでした。何回も練習をし、本番で完璧にできたときは本当に嬉しかったです。
3年生で部長になり、行事の司会や運動会でのアナウンスを部員をまとめながら頑張りました。人数のあまり多くない部活であったので人手が足りない時や、一人あたりの役割が多い時もありましたが、お互いにフォローし合って活動していました。

受験勉強を始めた時期はいつ頃からですか。また受験勉強を始めようと思ったきっかけを教えてください。

高校2年生の夏休み後半辺りからです。
元々、早め早めにやっておきたいタイプなので、少しずつでも早めに勉強しておこうと思って始めました。オープンキャンパスに参加しだしたのもこの辺りだったので、それもきっかけで頑張ろうと思えたのだと思います。
日本史が好きだったので、まず好きな科目から始めようと思って日本史の勉強から始めて、得意な科目から勉強を進めました。苦手な科目の勉強をするのは抵抗がありましたが、分からない問題が理解できると嬉しかったです。

受験勉強ですが、1日の勉強時間と1週間の勉強時間を教えてください。

1日3時間ほど、1週間 20時間ほどです。

受験勉強で特に注力したことを教えてください。

好きだった日本史も苦手だった数学なども、単語や公式を覚える時は、ただ暗記するだけでなく時系列や意味を詳しく覚えるようにしていました。元々、わからないまま覚えるのがあまり好きではなかったので、自分の中で一度理解した上で、暗記をするよう心がけていました。日本史などはそうすることで、その歴史の前後も一緒に覚えることができました。また、英単語などは単語の反対の意味や似た意味、よく使われる連語も一緒に覚えるようにしていました。

受験を迎えるまでのあなたの意識・志望の変化を時期も併せて具体的に教えてください。

3年生の夏辺りまで様々な大学のオープンキャンパスに参加していたので、大学を決めるのに時間がかかってしまいました。12月頃には周りの同級生も推薦入試などで合格が早くに決まり、焦りましたが自分のペースで勉強を続けました。最終的には就実大学の他にも、一般入試やセンター試験の結果を使った入試で合格を貰っていましたが、歴史を学びたいという気持ちが強かったので就実大学に入学することにしました。

受験対策として、おススメの勉強方法を教えてください。

授業の分からないことや、受験について不安なことは先生や家族、友達に相談して、自分の中の不安材料をできるだけ減らしておく方がよいと思います。私自身、不安なことがあると、勉強にも集中できないこともあり、誰かに不安を話すことで少しでも胸のつかえがとれることがありました。部活の顧問の先生にはたくさん助けていただき、先生も親身になって話を聞いてくれました。担任の先生や部活の顧問の先生など、信頼できる先生が一人でもいると、家族や友達に話せないことも相談できると思います。

受験対策として、おススメの教材・グッズを教えてください。

日本史の一問一答を繰り返し解いていました。何回か解いて分からなかった所に印をつけ、教科書も一緒に読んで理解していました。正しい文章と誤った文章を探す、という問題形式が多かったので、その誤った文章を正しく直すことも一緒にすると効率が良かったです。また、実際にセンター試験で出題された問題が多く掲載されているので、模試の対策にもなりました。

受験勉強時、ご自身が実践していた苦手科目の対策方法を教えてください。

地学が苦手だったので、模試の過去問を多く解いていました。授業で過去問を解いて先生が解説をしてくれたので、それを訂正ノートとして提出していました。先生も提出物として訂正ノートをチェックし、解答も間違っていたら指摘してくれるので助かりました。どの教科でも模試を解いて、間違っているところや自分の苦手なところを明確にしておくことが重要だと思います。

就実大学・就実短期大学に入学してよかったことを教えてください。

日本史もヨーロッパ史も両方を専門的に学べることが良かったと思います。最初は、日本史だけをと思っていましたが、1年生の時に、日本史とヨーロッパ史の入門を受講し、ヨーロッパ史も日本史と同じくらい面白いと思いました。2年生でゼミを決める時にはギリギリまで迷いましたが、元々好きな陰陽師や古文書の解読をしたいと思い日本史にしました。今でも面白かったヨーロッパ史の講義は覚えていますし、この講義を受けて、自分の中でヨーロッパ史の印象が変わったと思います。

就実大学・就実短期大学でこれから取り組みたいこと、目指していることを教えてください。

今は就活と授業を両立するように取り組んでいます。インターンシップに行ったり、エントリーシートを書いたり、なかなか家で授業の復習をすることが難しくなってきて、今まで以上に授業中に集中するようにしています。就活と授業のどちらも疎かになることがないように、授業の課題が終わったあと、一度休憩を挟んでからSPIの勉強をするなど、切り替えを大事にしています。

これから受験を控える高校生・受験生にメッセージをお願いします。

コロナ禍になって、学校に行けなかったり友達と話せなかったりする中で、一人で勉強をしなければならないことが多くなっていると思います。学校で「受験は団体戦」だと言われることが多いと思いますが、今考えればその通りだなと思います。コロナで一緒に勉強を頑張っているクラスメイトと会えない今では尚更です。先生や友達と会えない中で勉強のモチベーションが下がってしまうこともあると思います。その時は一緒に頑張っているクラスメイトがいること、先生も生徒たちのために頑張っていることを思い出して欲しいなと思います。自分は一人じゃないことを思い出して欲しいです。そして、自分の努力した成果を最大限発揮してください!

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