困難を乗り越えることで
自身の成長にも繋がっていきます。
高校時代に頑張ったことを教えてください。勉強・部活動・ボランティア・家事 等なんでも結構です。
一番頑張ったことは勉強です。毎日の授業の予習や復習、小テストの勉強や課題などたくさんあり大変でしたが、すべて受験に繋がるという意識をもって勉強に励みました。中学の時と比べ授業内容も難しく、また定期考査の対策の仕方がなかなか掴めず悩んだこともありましたが、放課後に先生に質問に行ったり、友人と教え合ったりするなどあきらめずに勉強に取り組みました。特に数学や理科など理数科目が苦手だったため、定期考査関係なく塾に週2~3回夜遅くまで通っていました。勉強と部活動の両立を3年間行うことは大変でしたが、乗り越えることができたのは塾の送り迎えなど応援し支えてくれた家族と、どんなに困難なことがあっても励ましあって一緒に乗り越えてくれた友人、そして勉強の対策や質問に行くと丁寧にわからないところを教えてくださった先生方のおかげだと思います。
受験勉強を始めたのはいつ頃からですか。また受験勉強を始めようと思ったきっかけを教えてください。
受験を意識しはじめたのは2年生くらいです。しかし3年生になると学年全体が一気に受験モードになり、自然と受験勉強に励むようになりました。模試の回数も少しずつ増えてきたので、特に国語・英語・日本史の3科目に力を入れて勉強しました。文系科目の中では英語の長文読解が苦手だったため、入試に出題されやすい単語や述語を復習したり、課題で出されるワークの長文読解問題を時間を計って解いたりしていました。その他にも古文単語や日本史のワークを何度も解くなど、模試+受験勉強という形で取り組みました。
受験勉強で特に注力したことを教えてください。
私は総合型選抜(基礎学力型)での受験と決めてからは、国語・英語を中心に勉強しました。また総合型選抜(基礎学力型)では面接も課されるので特に面接に力を入れました。受験まで10日間放課後に担任の先生に毎日面接練習の指導をしていただきました。面接指導をしてくださった担任の先生が日本史の先生であったため、今回受験するのが総合歴史学科ということもあり、面接練習の時に志望理由や高校時代に頑張ってきたことはもちろん、歴史に関する問題やなぜ歴史が好きなのかなど深く質問してくださいました。はじめはなかなか答えることができませんでしたが本番までにどんな質問でも堂々と答えられるようになりました。そのおかげで本番では予想していなかった面接官からの質問にも臨機応変に答えられることができました。
あなたが就実大学・就実短期大学を目指した理由を教えてください。
就実大学では中学校教諭一種免許状(社会)の資格を取得できるということが就実大学を目指した1番の理由です。また、小学校の頃から日本の歴史が好きで大河ドラマをよく見ていた私は歴史を詳しく深く学べる大学に進学したいと思っていました。特に戦国時代から江戸時代の近世に関心があり、岡山藩と江戸幕府の関係性を学びたいという思いで受験することを決めました。オープンキャンパスに参加した際、ミニ講義で「神戸市の地形」について丁寧に分かりやすく説明してくださったので、このような先生方に自分が学びたい歴史について詳しく教えていただきたいと思いました。
受験時の面接で、特に気を付けたことを教えてください。
私は緊張すると頭が真っ白になり言葉が出てこなくなってしまうので、深呼吸をして落ち着くことを心がけました。本番まで指導してくださった担任の先生が試験前日に言ってくださった「ネガティブワード厳禁!ポジティブ思考で!」という言葉を思い出し、今まで諦めずに努力してきた自分を信じて面接に臨みました。
受験対策として、おすすめの勉強方法を教えてください。
過去問題に関しては、赤本の問題を時間を計って何度も繰り返し解きました。間違えた問題は解説を見て自分が分かるように工夫して書き出し、後で見直しがしやすいノートになるように心がけました。また、面接専用のオリジナルノートを作り面接練習で先生に指導していただいた内容やポイントを書いたり貼ったりするなどしていました。そうすることで登下校時の電車の中や休憩時間に見直すことができ、より効果的に受験勉強ができました。
受験対策として、おすすめの教材・グッズを教えてください。
就実大学の国語の問題では漢字の読みや四字熟語・慣用句の問題も多数出題されます。対策として「漢検2級の過去問題集」を活用しました。この問題集には漢字の読み書きはもちろん、四字熟語や慣用句など就実大学の過去問題に出題されている問題に似た内容の問題が載っているためおすすめの教材です。ぜひ活用してみてください!
受験勉強時、ご自身が苦手科目で実践していた対策を教えてください。
文系科目の中で英語が苦手だったため、学校で配られた単語ブックや教科書、ワークの中から入試に出題されやすい単語や述語を復習していました。また、赤本や課題のワークなどの長文問題も有効活用し、時間を計って解くなど工夫していました。
受験時にモチベーションを上げるためのお気に入りグッズがあった場合教えてください。
中学の時、勉強や人間関係で悩んだときに担任の先生が書いてくださった応援メッセージです。その担任の先生にいろんなことで救われたということが、「私もこの先生のように明るく、生徒に寄り添い、支えることのできる中学校の先生になりたい!」と中学校教諭を目指したきっかけでもありました。先生から頂いた応援メッセージは私にとって御守りのような存在で、受験勉強の際にも思い通りにいかなかったり、成績が伸びず落ち込んだ時などメッセージを見て「頑張ろう!」とモチベーションを上げていました。
受験勉強を頑張ってよかったと思うことを教えてください。
自分がずっと行きたいと目標にしていた大学に通えているということです。模試の成績など思うように伸びず、諦めかけたこともありましたが最後まで諦めず努力することで夢は叶うということを今実感しています。「努力は必ず報われる」という言葉がありますが、この言葉は本当だと思います。受験は苦しいこともありますが、困難を乗り越えた先には嬉しいことや楽しいことがあります。そのことをこの大学受験を通して学ぶことができました。
就実大学・就実短期大学に入学してよかったと思うことを教えてください。
心優しく素直で歴史好きの友人や、歴史以外にも教員採用試験対策など丁寧に指導してくださる先生方に恵まれていることです。就実大学の周辺には勉強やお茶をすることができるカフェがあります。また日本三名園の一つである後楽園や岡山城も近くにあるため、歴史好きの私たちにとってはとても嬉しい場所です!放課後に友人と後楽園を散歩したり、岡山藩について勉強をしたりするために訪れています。
また、2021年に新設された設備の整った綺麗な新校舎で学ぶことができていることも魅力の一つです。学食もとても美味しく、充実した大学生活を送ることができています。
就実大学・就実短期大学でこれから取り組みたいこと、目指していることを教えてください。
まずは目標にしている教員免許取得を目指しています。教職の資格を取得するためには勉強や課題はもちろん、実習など大変なことがたくさんあります。しかし、大学受験で経験した諦めないことの大切さや、努力は報われるということを常に心に置いて自分を信じて挑戦していこうと思います。また、岡山の歴史に関する祭りやイベントなどのボランティアへ積極的に参加し、岡山の歴史を少しでも多くの人に知っていただけるよう発信していきたいと思います。
これから受験を迎える高校生・受験生にメッセージをお願いします。
大学受験は人生のターニングポイントです。大学受験は高校受験と違い、全国の高校生がライバルなので、それだけ厳しくもなってきます。しかし、その困難を乗り越えることで自身の成長にも繋がっていくと思います。自分が目標にしていた大学で学ぶことができ、心から信頼することができる友人と過ごす大学生活は充実して楽しいです。ぜひ、この経験を皆さんにも味わって欲しいです。「努力は必ず報われる」というこの言葉を胸に無限の可能性を信じて受験に挑戦してください。来年の4月、皆さんに笑顔で大学でお会いできることを楽しみにしています。皆さんの受験を心より応援しています。
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