周りを気にしすぎず、自分のペースで頑張ってください。
2022年度 入学
教育学部 初等教育学科 1年生

周りを気にしすぎず、自分のペースで頑張ってください。

入試区分 学校推薦選抜(基礎学力型)
出身校 香川県立坂出高等学校 普通科
高校時代の部活動 空手道部
高校時代の得意科目 国語、化学基礎
高校時代の苦手科目 英語

高校時代に頑張ったことを教えてください。勉強・部活動・ボランティア・家事 等なんでも結構です。

部活動と勉強です。部活は中学校の時に入部したことがきっかけで高校でも空手道部に所属していました。校外中心の活動であったため、帰宅し夜に地元の道場へ練習に行っていました。部長を務めていたので、声を人一倍出したり、自主的に練習も先生にお願いをし一人でも指導してもらったりしていました。体力的にしんどい時もありましたが、人数が少ないながらに励まし合い3年間続けることができました。また、進学校であったため勉強の難易度も高く、提出物も県内一多いと噂があるほど多かったので1年生の頃はついていくだけで必死でした。部活動が無い日やテスト期間は、放送が入るまで放課後に友達と学校に残り、一緒に勉強をして教えあっていたおかげか、3年生になる頃には少しは余裕をもって受験勉強に取り組めるようになりました。

受験勉強を始めたのはいつ頃からですか。また受験勉強を始めようと思ったきっかけを教えてください。

きっかけといったきっかけは無いですが、学校の環境上、受験勉強は自然と2年生頃から始まっていました。私が本格的に受験勉強を始めることができたのは部活動が終わった3年生の夏頃だったと思います。高校に入る時点で教育の方面に進むという目標は決まっていたため、あとは自分がどれだけ頑張るかにかかっていました。模試で点数がなかなか上がらないことや、周りの友達との差に焦りを感じながらも、塾や担任の先生に励まされながらコツコツ取り組んでいました。

受験勉強で特に注力したことを教えてください。

国語と英語を70分で解く必要があったので、時間配分に気を付けていました。英語が苦手なため、得意な国語を短時間で解けるように徹底しました。四字熟語やことわざ、文学作品が苦手だったので、本屋で四字熟語とことわざの辞書を買い最低でも3周は見ることにしたり、持っている即戦ゼミに出てくる問題を何回も解いたりしました。また、過去問題で選択肢に出た分からない言葉は意味や、作者の代表作品を調べ、ノートにまとめていました。英語は、少しでも早く解けるように単語帳を毎日見て、長文も1日1問は解くようにしていました。

あなたが就実大学・就実短期大学を目指した理由を教えてください。

元々小さい子どもが好きで、将来は幼稚園教諭もしくは保育士になりたいと考えていました。家庭の事情により、家から通える範囲で、私立は1校のみと言われていたため、最も自分に合っていると感じた就実大学を選びました。近隣にこども園が併設されていたり、1年生の頃からインターンシップがあったりと実践的に学ぶことができる所に魅力を感じました。また、「チーム初等」という言葉があるように困った時に助け合える環境であることが理想とする大学像であったため就実大学に決めました。

受験時の面接で、特に気を付けたことを教えてください。

私は県外からの受験でサテライト会場の一つである高松会場で受けたため、面接がオンラインでした。普通の面接より画面越しで表情や人柄が伝わりにくいため、受け答えを常に笑顔でハキハキと話すことを意識しました。また、普段よりも質問には耳を傾け集中して聞き取っていました。質問される内容は繰り返し練習していましたが、その場で聞かれたことに対して素直な気持ちで答えることを心掛けていました。

受験対策として、おすすめの勉強方法を教えてください。

特に単語帳は色々なものに手を出さず、1冊を何回も繰り返し解いていました。少しの空き時間でもできるので、毎日10分でも目を通す等決めておくといいと思います。よく間違えるところには付箋を貼る等して、印をつけ、繰り返し行っていました。また、分からないところは学校の先生に質問しに行っていました。親身になって教えてくださると思うので、分からないままにするのではなく、分かるまで聞くことが大切です。内容を整理できたり、本当の意味で理解できていない部分が分かったりするので友達に説明することもオススメです。

受験対策として、おすすめの教材・グッズを教えてください。

「Studyplus」というアプリと「タゲ友1000」というアプリを使っていました。「Studyplus」は自分の勉強時間を可視化できたり、友達や同じ大学を志望している人の勉強時間を見ることができたりするので、集中力ややる気に繋がっていました。「タゲ友1000」は学校の行き帰りの電車の中や少しの空き時間に携帯一つで英単語の勉強ができるので使っていました。でき具合でランクも変わるため全てのリーグ満点を目指して取り組み、達成した後も繰り返し行っていました。

受験勉強時、ご自身が苦手科目で実践していた対策を教えてください。

私は英語が苦手で文法が全く分かっていなかったため、高校から英語のみ塾に通っていました。学校では朝学で速読問題があったり、2.3年生の担任の先生が英語の先生だったので、空き時間に一緒に過去問題の長文を読んでいました。塾では基礎的な文法問題や、単語力を伸ばすためシステム英単語の小テストを3年間範囲を広げて繰り返し行っていました。個別指導だったので、解き方のコツや分からない所も聞きやすく、高校1年生のはじめよりは速読もできるようになったと思います。

受験勉強を頑張ってよかったと思うことを教えてください。

まずは就実大学に今こうして通うことができていることです。この大学を受けなければ出会うこともなかった県外の友達が沢山できたのでよかったなと思います。また、受験当日、勉強していたことわざや文学作品が出てきたので、受験勉強を頑張ってよかったと思いました。合格を担任の先生や友達等皆に知らせた時に「努力が実ってよかった」と全力で喜んでくれたことがとても嬉しかったです。私は国公立大学も受けたのですが、結果がどうであれ後悔がなく納得することができたので、頑張ることは大切だと感じました。

就実大学・就実短期大学に入学してよかったと思うことを教えてください。

近隣の就実こども園へボランティアに行かせていただいたり、1年生から実習があったりするため、早くから実際の教育現場で体験的に学ぶことができるところがよかったと思います。また、クラス担任制であり、授業も少人数制であるため、一人一人と深く関わることができ、困った時は周囲に助けを求めることができる安心感もあります。横だけではなく縦の繋がりが充実している点もよかったと、実感しています。

就実大学・就実短期大学でこれから取り組みたいこと、目指していることを教えてください。

ボランティアに積極的に取り組みたいです。就実こども園には行かせていただいたことがあるので、教育系以外のボランティアにも参加し、視野を広げ、将来に役立つコミュニケーション力等を身に付けたいです。また、act’s(保育・教育実践研究会)に所属しているので、ワークショップにも参加し人前に立って何かをすることにも慣れていければと思っています。常に笑顔でいることは心掛けていますが、緊張しやすい面があるので、臨機応変に冷静な対応ができる保育者になれるように頑張っていきます。

これから受験を迎える高校生・受験生にメッセージをお願いします。

受験生には、本番が近づくほど焦りや不安、周りからのプレッシャーが付き物だと思います。私自身プレッシャーに弱く、模試の点数も上がらなくて涙したこともあります(笑)しかし、自分だけではなく受験生皆が程度は違えど少なからず感じていることです。だからこそ、周りを気にしすぎず、あとは自分を信じて自分のペースで踏ん張るだけです。自分はダメだと追い込みすぎず心のケアも大切にしてください。どうしてもダメな日は1日逃げるのもよし、友達や家族に落ち着くまで話を聞いてもらうもよしだと思います。大丈夫、必ず見てくれている人はいます。今悩んでいる少しでも多くの受験生に届きますように、心から応援しています。

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