ボランティア活動に積極的に取り組みました。自分の住む街、地域がとても好きなので、ボランティア活動に参加するときは、地域のために何か自分にできることはないかを常に意識して行動しました。学校近辺の川の清掃ボランティアや地域活性化プロジェクトなど幅広いボランティア活動に参加しました。友達同士誘い合いながら楽しんで活動することができ、何より地域の方からの温かい言葉がボランティア活動をするやりがいにつながりました。

面接練習に一番力を注ぎました。筆記試験と違って面接で相手に与える印象はとても大きいように感じます。表情や話し方、人柄など見られているところが多い分、自分をアピールする大きなチャンスでもあると思います。もともと、人と話すのが好きな性格だったので、面接は自分を魅せる最大のチャンスだと思い、練習に練習を重ね、受験日に備えました。

家事をこなしながら社会で活躍する女性に憧れを抱き、大学では生活について学びたいと思っていました。就実短期大学の生活実践科学科を目指したのは、生活能力の基本である衣食住の知識や技術を学ぶことができることが、自分が学びたい要素と一致したのがきっかけでした。また、生活全般に関わる幅広い知識を学修することができるのも、将来の夢がはっきりと定まってない私にとって最適な学びの場だと思い、目指そうと決心しました。

個人面接だったので自分の意思を真っ直ぐ伝えるため、面接官の目を見て生き生きとした言葉で伝えることを意識しました。また、変に緊張してもミスに繋がるので、落ち着いた態度と明るく柔らかい表情を心掛けました。コロナ禍のマスクにも負けない、マスク越しで伝わる表情が大切だと思います。

暗記科目なら赤シートです。まず書きながら内容を理解し、次に書いたものを赤シートで隠しながら繰り返し覚えます。私は面接受験だったので、受験勉強で赤シートを利用することはなかったですが、定期試験などの筆記試験を受ける際は赤シートを毎回必ず使っていました。周りの友達も使っている人が多かったので、おすすめだと思います。

グッズではないのですが、受験の癒しは愛犬でした。疲れて帰ってきた時や朝起きてきた時、いつも誰よりも早く出迎えてくれます。小さな体全身で表現してくる姿は、言葉が分からなくても伝わるものがあり、愛しく感じます。勉強が行き詰まった時は愛犬と遊んだり写真を見たりして、頑張るモチベーションにしていました。

受験勉強を頑張った成果が、今の大学生活だと思っています。コロナ禍で様々な制限がある中、思い通りいかなかったことはたくさんあります。その中でもひたむきに努力した経験は、自分の成長であり今につながっているように感じます。色んな気持ちを経験した中で、やめたくなったり逃げ出したくなったりしたときもありましたが、結局は頑張って良かったなと思っています。

学べる分野が充実していることです。生活能力の基本である衣食住からパソコンでの情報処理、秘書学、ファッションデザイン実習など幅広い分野を学修しています。将来の選択が広がると同時に、毎日新しい発見があります。できなかったことができるようになることが嬉しく、生活だけに偏るのではなくあらゆる方向性から学ぶことができるのも、就実短期大学の良さだと思います。

生活に関する知識を身に付けることはもちろん、資格取得などにも積極的に挑戦していきたいです。幅広い分野の学修を通して、生活者としてのあり方や地域社会で活躍するための力を身に付け、自分が描く将来像に一歩ずつ近づきたいと思います。
また、人とのコミュニケーションも多く取り入れていきたいです。さまざまな意見に耳を傾け、自分の意見もしっかり伝える、このコミュニケーションの循環を大切にしていきたいと思います。

今を楽しんでください！ 大学生になって高校生活を振り返った時、「高校の3年間って一生モノだったな」と感じます。出会えた仲間を大切に、今をめいいっぱい楽しんで、やる時はとことんやる。それが自分にとって一番いい結果につながるのでは？ と思います。
コロナ禍で我慢の多い高校生活だと思いますが、ひたむきに努力し続ければより成長した自分に出会えるはずです。良い結果につながることを願っています。