就実大学・就実短期大学

表現文化学科

医療薬学部門




氏 名 小山 眞也(こやま しんや)

所属学科・職名 薬学科・教授

学位 医学博士

学位論文名 活性酸素による生体膜障害の分子機構

主要担当科目 病態生理学

主要担当科目概要 キーワードは「病態」。疾患において人体の生理学~生化学的な変化の連鎖からさまざまな症状が起こってくる仕組である。医師の本分である「診断」は,患者の症状から病態の連鎖を逆にたどってその患者の病気の全体像を推測することであり薬剤師の本分ではない。が,他の医療職と比べて薬剤師の病態についての認識は低く他の医療職との情報共有を阻む一因となっていた。今後,調剤技術のみならず薬物療法のエキスパートを名乗ために病態の理解を深める必要がある。

専門分野 一般医化学(生化学)

所属学会 日本生化学会,日本分子生物学会,日本化学会(教育部会),日本ビタミン学会

研究キーワード 細胞内情報伝達,水溶性ビタミン

研究題目 ○細胞内情報伝達,RAS類縁低分子量GTP結合たんぱく質RALの機能の解析 特にRALBP1に結合するたんぱく質として見出されたPOB1(REPS2)の機能解析
○ビタミン,チアミン(ビタミンB1)の細胞内代謝,輸送,ならびに非補酵素的生理活性 特にチアミン3リン酸の合成経路と生理機能の探求


主要研究業績
• Koyama S and Kikuchi A ( W. E. Balch, Chnning J. Der, Alan Hall編),Regulators and Effectors of Small GTPases. Part F Ras Family I., p127-p138 in Methods Enzymol. Vol. 332,Acadimic Press,2001
• Oshiro T, Koyama S, Sugiyama S, Kondo A, Onodera Y, Asahara T, Sabe H, Kikuchi A, Interaction of POB1, a downstream molecule of small G protein Ral, with PAG2, a paxillin-binding protein, is involved in cell migration.,J. Biol. Chem. 277巻41号 p38618-p38626,ASBMB,2005
• Oshiro T, Koyama S, Sugiyama S, Kondo A, Onodera Y, Asahara T, Sabe H, Kikuchi A.,Interaction of POB1, a downstream molecule of small G protein Ral, with PAG2, a paxillin-binding protein, is involved in cell migration. J Biol Chem. 277巻41号p38618-26,ASBMB ,2002




氏 名 洲崎 悦子(すざき えつこ)

所属学科・職名 薬学科・教授

学位 博士(薬学),博士(医学)

学位論文名 「ビデオ顕微分析法の開発と好中球刺激応答系解析への応用」,「ゴルジ装置の三次元構造解析:コンフォーカル顕微鏡を用いたブルンナー腺細胞の観察」

主要担当科目 人体構成学Ⅰ,Ⅱ

主要担当科目概要 人体を構成する細胞の種類や組織構築および各器官や器官系の構造と果たす機能を理解し,病態生理や代表的治療薬の作用についても考察できることを目的としている。1年間をかけて,人体を構成する器官系を1つずつ学んでいく。

専門分野 解剖学,組織学,細胞生物学

所属学会 日本組織細胞化学会,日本バイオイメージング学会,日本解剖学会,日本薬学会

研究キーワード 開口放出,好中球,分泌,細胞配列,消化器系

研究題目 ○好中球における顆粒の開口放出について,その瞬間に起こっている現象を明らかにするため,1秒間に1000枚の精細画像を取得し,高速・高精細画像解析を試みている。
○胃粘膜上皮細胞は常時更新され細胞移動をしているにも関わらず,常時同じ配列を維持している。この矛盾する事実を明らかにするため,細胞配列維持に関与している細胞や分子について検討している。
○生体では高次の細胞構築がなされ,2細胞間だけでなく,3細胞が出会う所にも特殊な結合が存在する。小腸上皮において3細胞間の結合に関与する分子を検討している。


主要研究業績

• Okuda J, Kiriyama M, Suzaki E, Kataoka K, Nishibuchi M, Nakai T, “Characterization of proteins secreted from a type III secretion system of Edwardsiella tarda and their roles in macrophage infection”, Disease of Aquatic Organisms, 84 (2009).

• Suzaki E, Nomura R, Horio T, Mineyuki Y, Kataoka K, “γ-tubulin-like molecules in the mouse duodenal epithelium”, Histochemistry and Cell Biology, 128 (2007).

• Kataoka K, Suzaki E, Ajima N, “The Hoshino wooden skeleton, the first wooden model of a human skeleton, made during the Edo era in Japan”, Anatomical Science International, 82 (2007).

• Suzaki E, Wang G, Cao G, Wang H-Q, Englander EW, Greeley Jr. GH, “Apelin cells in the rat stomach”, Regulatory Peptides, 129 (2005).

• Suzaki E, Suzaki T, Kataoka K, “Use of Taxol and collagenase for better three-dimensional visualization of microtubules in the enterocyte and Brunner’s gland cell, with special reference to their relation to the Golgi apparatus”, Journal of Electron Microscopy, 53 (2004)





氏 名 西村 多美子 (にしむら たみこ)

所属学科・職名 薬学科・教授

学位 博士(薬学)

学位論文名 「肥満細胞からのメディエーター遊離阻害薬を用いての細胞内カルシウムおよびATP動態の解析」

主要担当科目 【学部】薬理学Ⅲ,薬物治療学Ⅱ,新薬開発論,医薬品等評価学、薬学対話演習,医療系薬学実習Ⅰ,卒業特別講義,卒業論文研究 【大学院】臨床医薬品評価学特論,最適薬物療法学演習

主要担当科目概要 元来生物が持つ調節機能のバランスが崩れた状態が病気であるとすれば,それをもとに戻す,あるいはもとに戻す手助けをし,健康な生活を送ることができる手段のひとつが薬と考えられる.生体での調節機能は,個体レベルから細胞や分子レベルまで,解明が進んでいるため,薬理学Ⅲでは,代表的な薬物の薬理作用や現在開発中の新薬の新たな作用機序を薬効群別,作用機序別に科学的に解説する。薬物治療学Ⅱでは,疾病に対する標準的薬物治療法を示した上で,薬物の薬理作用が,代表的な疾患でどのように治療に応用されているのかを臓器別に解説する。臨床医薬品評価学特論では、薬剤師の視点からの患者が必要とする医薬品開発を進めるための臨床研究から治験につながる方法論、薬剤師が理解しやすい医薬品の安全性確保、医薬品情報の提供の方法論について解説する。

専門分野 薬理学・レギュラトリーサイエンス

所属学会 日本薬学会(2010~2016年度,代議員),日本薬理学会(1987年より,学術評議員),日本生化学会,日本免疫学会,レギュラトリーサイエンス学会(2011年より,社員(評議員))ほか

研究キーワード 薬理学,アレルギー,医薬品医療機器開発,非臨床から臨床への移行の判断,レギュラトリーサイエンス

研究題目
○ マスト細胞の分子薬理学: ラット腹腔マスト細胞を主なモデルとして,IgE非依存性のマスト細胞の活性化メカニズムを研究している。
○ 非臨床から臨床への移行の判断に関する薬理学的研究: 最近承認された新薬を例に,医薬品評価における非臨床から臨床への移行の判断や臨床研究から治験における被験者 保護の在り方などを調査研究している。また,医薬品の臨床での安全性評価に及ぼす非臨床試験について、その活用と限界について調査研究している。


主要研究業績 • Suzuki-Nishimura T, Uchida MK, “Prostaglandin D2 generation by rat peritoneal mast cells stimulated with Datura stramonium agglutinin and its inhibition by haptenic sugar and wheat germ agglutinin”, Jpn J Pharmacol. 90(1), 77-80.(2002)
• Suzuki-Nishimura T., “Clinical Trials and GCP ” J.Health Sci. 56(3), 231-238. (2010)
• Suzuki-Nishimura T. “Clinical development of new drugs and pharmacology“ 日薬理誌 138:201-4 (2011)
• Suzuki-Nishimura T. “Scientific drug safety information for patients’ consent“ Yakugaku Zasshi 131:871-875(2011)
• 西村(鈴木)多美子「医薬品の信頼性と安全性の確保とGood Clinical Practice」信頼性 33:68-75(2011)(日本信頼性学会2011年度優秀記事コラム賞受賞)
• 西村(鈴木)多美子,北条瑠巳 「わが国における治験のGCP遵守状況 -2010年度から2012年度に承認された新医療用医薬品-」レギュラトリーサイエンス学会誌 4(3), 189-198. (2014)
•西村(鈴木)多美子,田中伸枝,青木孝文 「上皮成長因子受容体,血管内皮増殖因子受容体を介する情報伝達系を標的とする抗体医薬品と受容体チロシンキナーゼ阻害薬のレギュラトリーサイエンス」, 就実大学薬学雑誌3, 27-36. (2016)
•Suzuki-Nishimura T , Hosokawa T , Seno M,  Kato Y. Inhibitory effects of GlcNAc polymers on histamine release from mast cells by Datura stramonium agglutinin. 就実大学薬学雑誌4, 10-15. (2017)
【書評】
•西村(鈴木)多美子 「医薬品のレギュラトリーサイエンス 改訂第2版、(編著 豊島總、黒川達夫)」、薬局, 67, 2386 (2016)
【著書】
• 西村(鈴木)多美子 「GCP調査の立場とCRCの視点 (1)GCP調査の立場から」,中野重行ら編 『創薬育薬医療チームのための臨床試験の理論と実際』,医学書院,2010
• 西村(鈴木)多美子 「医薬品GLP調査の国際的必要性」,日本薬理学会編,『創薬研究のストラテジー 下』,金芳堂,2011
• 西村(鈴木)多美子 「医薬品の開発」,岡野善郎、京谷庄二郎編 『医薬品情報学-基礎から臨床へ-』,廣川書店,2012



氏 名 丹羽 俊朗(にわ としろう)

所属学科・職名 薬学科・教授

学位 薬学博士

学位論文名 「発癌性メチル基置換アミノアゾ色素の代謝活性化に関する研究」

主要担当科目 生物薬剤学,物理薬剤学,製剤機能論

主要担当科目概要 医薬品の開発過程において,医薬品の物理化学的特性と体内動態特性により投与形態が決定される。物理薬剤学では,製剤を製造するときに必要となる薬物の物理化学的性質及び溶液,粉体,分散系などの製剤的特性を学ぶ。生物薬剤学では,薬物をヒトに投与した時の生体内での動態,すなわち,吸収,分布,代謝,排泄の過程及びこれらの過程に影響を及ぼす因子を学ぶ。さらに,製剤機能論では,新しい概念の製剤として薬物伝達システム(DDS)やプロドラッグの実例を取り上げ,その機能,特徴及び治療効果について講義する。

専門分野 生物薬剤学(薬物動態学)

所属学会 日本薬物動態学会(評議員),日本薬学会,日本薬理学会,日本癌学会,日本薬剤学会,日本化学療法学会,日本医療薬学会

研究キーワード 薬物代謝酵素,Cytochrome P450,薬物相互作用,遺伝子多型,ステロイド代謝,TDM

研究題目 ○Cytochrome P450を含むヒトの薬物代謝酵素の基質特異性、遺伝子多型及び薬物相互作用の要因を3次元構造モデルなどを用いて解明する。
○ヒトのステロイド代謝に関与する酵素の機能及び特性を解明する。


主要研究業績

Niwa T, Shizuku M, Yamano K. “Effect of genetic polymorphism on the inhibition of dopamine formation from p-tyramine catalyzed by brain cytochrome P450 2D6″, Arch Biochem Biophys, 620, 23-27 (2017).
Iwaki M, Niwa T, Bandoh S, Itoh M, Hirose H, Kawase A, Komura H, “Application of substrate depletion assay to evaluation of CYP isoforms responsible for stereoselective metabolism of carvedilol”, Drug Metab Pharmacokinet, 31(6), 425-443 (2016).

Niwa T, Hata T, Hayashi M, Imagawa Y. “Evaluation of the pharmacokinetic parameters of standard oral antibiotics in a bioequivalence study of generic products”, Pharmazie, 71, 363-377 (2016).
Niwa T, Morimoto M, Hirai T, Hata T, Hayashi M, Imagawa Y “Effect of penicillin-based antibiotics, amoxicillin, ampicillin, and piperacillin, on drug-metabolizing activities of human hepatic cytochromes P450″, J Toxicol Sci, 41, 143-146 (2016).
Niwa T, Hata T “The effect of genetic polymorphism on the inhibition of azole antifungal agents against CYP2C9-mediated metabolism”, J Pharm Sci, 105, 1345-1348 (2016).

Niwa T, Imagawa Y. “Substrate specificity of human cytochrome P450 (CYP) 2C subfamily and effect of azole Antifungal agents on CYP2C8″, J Pharm Pharm Sci, 19, 423-429 (2016).
Niwa T, Murayama N, Imagawa Y, Yamazaki H “Regioselective hydroxylation of steroid hormones by human cytochromes P450″, Drug Metab Rev, 47, 89-110 (2015).
• Kobayashi C, Hanadate T, Niwa T, Hirano Y, Yoshiyasu T, So M, Matsui K. “Safety and efficacy of micafungin for prophylaxis against invasive fungal infections in Japanese patients undergoing hematopoietic stem cell transplantation: Results of a post-marketing surveillance study”, J Infect Chemother, 21, 438-443 (2015).
Kobayashi C, Hanadate T, Niwa T, Hirano Y, Yoshiyasu T, So M, Matsui K., “Safety and effectiveness of micafungin in Japanese pediatric patients: Results of a postmarketing surveillance study”, J Pediatr Hematol Oncol, 37, :e285-e291 (2015)

Niwa T, Imagawa Y, Yamazaki H, “Drug interactions between nine antifungal agents and drugs metabolized by human cytochromes P450″, Curr Drug Metab, 15, 651-679 (2014)
Niwa T, Yasumura M. Murayama N, Yamazaki H, “Comparison of catalytic properties of cytochromes P450 3A4 and 3A5 by molecular docking simulation”, Drug Metab Lett, 8, 43-50 (2014)
Niwa T, Yamazaki H, “Comparison of cytochrome P450 2C subfamily members in terms of drug oxidation rates and substrate inhibition”, Curr Drug Metab, 13, 1145-1159 (2012)
Niwa T, Minami K, Katagiri M, “Effect of histidine-tag and R457H and E580Q mutations on catalytic activity of recombinant human cytochrome P450 oxidoreductase”, Drug Metab Pharmacokinet, 27, 150-154 (2012)
Niwa T, Imamura, H, Katagiri, M. “Inhibition of human steroidogenic CYP17 by 21-hydroxypregnenolone and related steroid hormones”, Biol. Pharm. Bull., 35, 1594-1597 (2012)
Niwa T, Murayama N, Yamazaki H, “Stereoselectivity of human cytochrome P450 in metabolic and inhibitory activities”, Curr Drug Metab, 12, 549-569 (2011)
Niwa T, Murayama N, Yamazaki H, “Comparison of cytochrome P450 2D6 and variants in terms of drug oxidation rates and substrate inhibition”, Curr Drug Metab, 12, 412-435 (2011)
• Yamazaki H, Nakamoto M, Shimizu M, Murayama N, Niwa T, “Potential impact of cytochrome P450 3A5 in human liver on drug interactions with triazoles”, Br J Clin Pharmacol, 69, 593-597 (2010)






氏 名 見尾 光庸(みお みつのぶ)

所属学科・職名 薬学科・教授

学位 薬学博士

学位論文名 「肥満細胞からのhistamine遊離機序の解析」

主要担当科目 薬理学1(分子薬理学)

主要担当科目概要 薬物は,生体における生命活動の基本単位である細胞に作用し,細胞の持つ様々な機能を修飾することでその作用を発揮する。薬理学の基本的な考え方を細胞レベル・分子レベルで明らかにし,種々な医薬品の作用機序及び有害作用に対する理解を深め,安全で適正な医薬品使用の基礎となる知識,新規医薬品の開発の基盤となる薬理学の考え方を身につける。特に,自律神経作用薬の薬理,オータコイド,医薬品の安全性,平滑筋作用薬について講義を行う。

専門分野 免疫薬理学

所属学会 日本薬学会,日本薬理学会,日本アレルギー学会,日本ヒスタミン学会ほか

研究キーワード 薬理学,炎症,免疫,ヒスタミン,肥満細胞,紫外線

研究題目 ○肥満細胞からのヒスタミン遊離とその抑制メカニズムに関する研究
○種々な炎症反応に対する活性酸素とヒスタミンの役割に関する研究
○紫外線による肥満細胞からのヒスタミン遊離反応とその抑制に関する研究
○紫外線誘発皮膚炎症反応発症機序とその抑制に関する研究
○ナノポリマーを用いた炎症制御技術の開発


主要研究業績 • 見尾光庸「抗炎症薬,抗リウマチ薬,痛風治療薬」,佐藤進編『新薬理学テキスト〔第3版〕』,廣川書店(2011)
• 見尾光庸,小駒益弘,福井裕行,竹田篤「ナノ粒子による炎症性伝達物質吸着を利用した炎症制御の研究」,『ケミカルエンジニヤリング』,第55巻(2010)
• Satomi A, Mio M, Tanaka K, Kogoma M “Silica nano powder formation using ICP plasma and evaluation of its adsorption ability for biotic substances”, J Photopolymer Sci Tech, 21 (2008)
• Takatori S, Zamami Y, Yabumae N, Hanafusa N, Mio M, Egawa T, Kawasaki H “Pioglitazone opposes neurogenic vascular dysfunction associated with chronic hyperinsulinaemia”, Br J Pharmacol, 153 (2008)
• Zamami Y, Takatori S, Yamawaki K, Miyashita S, Mio M, Kitamura Y, Kawasaki H. “Acute hyperglycemia and hyperinsulinemia enhance adrenergic vasoconstriction and decrease calcitonin gene-related peptide-containing nerve-mediated vasodilation in pithed rats”, Hypertens Res, 31 (2008)




氏 名 森 秀治(もり しゅうじ)

所属学科・職名 薬学科 / 大学院医療薬学研究科・教授

学位 学術博士

学位論文名 「シチジレート シクラーゼに関する研究 - 特に可溶化酵素の性質について」

主要担当科目 薬理学Ⅱ,薬物治療学Ⅰ,薬物治療学Ⅲ

主要担当科目概要

○薬理学Ⅱ:「薬が効くプロセス」を理解することは,薬学を学ぶものにとって必要不可欠である。薬理学Ⅱでは医薬品の適正使用ができるよう,様々な薬物の薬理作用,機序,副作用などについての詳細を学ぶ。特に,体性神経系,中枢神経系および腎に作用する薬物の薬理作用,薬効発現機序,臨床用途,病態との関連について講述する。同時に各薬物の標的部位での病態生理や有害作用についても学ぶ。

○薬物治療学Ⅰ:患者に対して最も適切な医薬品を選択し,最善の治療を行うことが薬物治療の目的である。このためには,疾患に関する知識,医薬品に関する知識,身体と医薬品との相互作用に関する知識が不可欠である。薬物治療学では,薬理学等で学んだ考え方や知識に基づいて,薬物治療の科学的根拠を理解することと共に多様な症例に対応できる能力を養うことを目的とする。薬物治療学Ⅰでは,総論,神経・精神疾患,耳鼻咽喉科疾患,眼疾患,腎臓・尿路疾患,皮膚疾患,生殖器疾患における病態生理や発症機序,ならびに適切な薬物治療法とメカニズムについて講述する。
○薬物治療学Ⅲ:適正な薬物療法は,QOL(生活の質)の向上に大きく貢献する。薬物治療学では医薬品の適正使用ができるよう,主要疾患の病態生理ならびに対応する代表的薬物療法の詳細について学ぶ。特に,心臓血管系疾患,血液造血器疾患,消化器系疾患における病態生理や発症機序,ならびに適切な薬物治療法とメカニズムについて講述する。

○分子標的治療薬学特論(大学院):科学的で適正な薬物治療を推進するには,疾患の病態生理ならびに治療薬の現状や最新の進歩,問題点等について深く理解しておくことが重要である。本特論では,近年,著しいスピードで開発が進む分子標的治療薬の重要性を理解するために,その作用メカニズム,副作用や最新の開発動向等について,分子~個体レベルで講述するとともに,医療薬学領域でどのように応用されているかについて解説する。加えて,新たに発見された疾患関連因子について創薬標的分子としての有用性や問題点などについても説明し応用力を養う。



専門分野 薬理学,薬物治療学,検査技術科学

所属学会 日本薬学会(正会員),日本薬理学会(評議員),日本生化学会(評議員),日本臨床検査医学会(正会員),日本臨床化学会(中国支部会幹事),日本分子生物学会(正会員),日本ヒスタミン学会(幹事),創薬・薬理フォーラム岡山(世話人),日本炎症・再生医学会(正会員),日本血栓止血学会(正会員)

研究キーワード 抗体医薬,分子標的薬,炎症,組織リモデリング,サイトカイン

研究題目 ○ 組織リモデリングや 炎症・再生に働く活性因子群の分子機能解析と創薬・薬理(分子標的薬):炎症や免疫応答のプロセスは,様々な微量活性因子(サイトカインやケモカイン等)が関与する複雑な生体反応であり,この反応系の破綻(過剰応答や慢性刺激など)は病的な組織構造と機能障害(いわゆる組織リモデリング病態)を引き起こし,種々の難治性疾患の基盤形成へとつながっている。本研究室では,主として炎症関連因子による疾患発症の分子基盤と生体に及ぼす影響について解析し,これらに対する分子標的治療薬の開発を目指した研究を行う。具体的には,サイトカインをはじめとする種々の炎症関連因子群に対する新たな抗体医薬やシグナル遮断薬の開発とその薬効解析を行うこととする。

主要研究業績

• Watanabe M, et al. “ Advanced glycation end products attenuate the function of tumor necrosis factor-like weak inducer of apoptosis to regulate the inflammatory response” Mol Cell Biochem, doi: 10.1007/s11010-017-3045-6 (2017) (IF=2.613)
• Fu L, et al. “Therapeutic effects of anti-HMGB1 monoclonal antibody on pilocarpine- induced status epilepticus in mice” Scientific Reports, 7: 1179. doi: 10.1038/s41598-017- 01325-y. (2017) (IF=5.228)
• Wang D, et al. “Anti-high mobility group box-1 (HMGB1) antibody inhibits hemorrhage- induced brain injury and improved neurological deficits in rats” Scientific Reports, 7: 46243. doi: 10.1038/srep46243. (2017) (IF=5.228)
• Haruma J, et al. “Anti-high mobility group box-1 (HMGB1) antibody attenuates delayed cerebral vasospasm and brain injury after subarachnoid hemorrhage in rats” Scientific Reports, 6: 37755. doi: 10.1038/srep37755. (2016) (IF=5.228)
•Wake H, et al. “Histidine-rich glycoprotein prevents septic lethality through regulation of immunothrombosis and inflammation” EBioMedicine, 9: 180-94. doi: 10.1016/j.ebiom.2016.06.003. (2016)
• Izushi Y, et al. “Soluble form of the receptor for advanced glycation end-products attenuates inflammatory pathogenesis in a rat model of lipopolysaccharide-induced lung injury” J Pharmacol Sci, 130: 226-234 (2016) (IF=2.106)
• Niwa A, et al. “Voluntary exercise induces neurogenesis in the hypothalamus and ependymal lining of the third ventricle” Brain Struct Funct, 221: 1653-1666 (2016) (IF=5.811)
• Okuma Y, et al, “Glycyrrhizin inhibits traumatic brain injury by reducing HMGB1- RAGE interaction” Neuropharmacology, 85: 18-26 (2014) (IF = 4.114)
• Takahashi HK, et al, “Role of cell-cell interactions in high mobility group box 1 cytokine activity in human peripheral blood mononuclear cells and mouse splenocytes” Eur J Pharmacol, 701, 194-202 (2013) (IF = 2.592)
• Takahashi HK, “Histamine inhibits high mobility group box 1-induced adhesion molecule expression on human monocytes” Eur J Pharmacol, 718, 305-313 (2013) (IF = 2.592)
• Shichida T, et al, “Peroxiredoxin family proteins are key initiators of post-ischemic inflammation in the brain” Nature Med, 18, 911-917 (2012) (IF = 22.864)
• Okuma Y, et al, “Anti-high mobility group box-1 antibody therapy for traumatic brain injury” Annal Neurol, 72, 373-384 (2012) (IF = 11.193)
• Zhang J, et al, “Anti-HMGB1 monoclonal antibody protects blood-brain barrier from ischemia-induced disruption” Stroke, 42, 1420-1428 (2011) (IF = 6.158
• Kanellakis P, et al, “High-mobility group box protein 1 neutralization reduces development of diet-induced atherosclerosis in apolipoprotein E-deficient mice” Aterioscler Thromb Vasc Biol, 31, 313-319 (2011) (IF = 6.338 )
• Terada C, et al, “Gene expression and localization of high-mobility group box chromosomal protein-1 (HMGB-1)in human osteoarthritic cartilage” Acta Med Okayama, 65, 369-377 (2011) (IF=0.721)
• Mori S, et al, “Ciprofloxacin inhibits advanced glycation end products-induced adhesion molecule expression on human monocytes” Brit J Pharmacol, 61, 229-240 (2010) (IF = 5.259)
• Ohashi K, et al, “Advanced glycation end products enhance monocyte activation during human mixed lymphocyte reaction” Clin Immunol, 134, 345-353 (2010) (IF = 3.771)
•Takahashi HK, et al, “Prostaglandin E2 inhibits advanced glycation end product- induced adhesion molecule expression on monocytes, cytokine production, and lymphocyte proliferation during human mixed lymphocyte reaction” J Pharmacol Exp Ther, 334, 964-972 (2010) (IF=3.76)
•Takahashi HK, et al, “Effect of nicotine on advanced glycation end product-induced immune response in human monocytes” J Pharmacol Exp Ther., 332, 1013-1021 (2010) (IF=3.76)
• Takahashi HK, et al, “Beta2-adrenoceptor stimulation inhibits advanced glycation end products-induced adhesion molecule expression and cytokine production in human peripheral blood mononuclear cells” Eur J Pharmacol, 627, 313-317 (2010) (IF=2.73)
• 平成21年度 全国発明表彰 「21世紀発明奨励賞」(発明協会,総裁:常陸宮殿下) 受賞名「抗体医薬による脳梗塞の新規治療」
• 「特許群認定」(科学技術振興機構(JST) 知的財産審査委員会,G10-0040)(2011)






氏 名 松尾 浩民(まつお ひろたみ)

所属学科・職名 薬学科・准教授

学位 薬学博士

学位論文名 「マンノース修飾リポソームの肝取り込み機構に関する研究」

主要担当科目 薬物代謝学,医薬品安全性学

主要担当科目概要 ・薬物代謝学:疾病の治療を目的とした医薬品と生体内の酵素との反応である薬物代謝について,関与する酵素とその性質および反応様式,変動要因ならびに医薬品の生体内動態との関連等に関する知識の習得に取り組む。
・医薬品安全性学:医薬品による安全かつ効果的な薬物療法を行うために,毒性発現の機序,薬物相互作用情報,医薬品の安全性評価,医用品の適正使用等に関する知識の習得に取り組む。


専門分野 生物薬剤学,生化学,細胞生物学

所属学会 The European Life Scientist Organization (ELSO) ,日本薬学会,日本生化学会,日本薬剤学会,日本生物物理学会

研究キーワード エンドサイトーシス,アポトーシス,細胞内小胞輸送,脂質ドメイン

研究題目 ○後期エンドソーム特異的リン脂質の機能および調節因子の解析
○多重小胞構造の生物学的意義と膜ドメインとの関連性の解析
○エンドサイトーシスとアポトーシスの関連性に関する解析
○細胞内小胞輸送機構に基づいた創薬および治療法の構築


主要研究業績 • Hayakawa T., Makino A., Murate M., Sugimoto I., Hashimoto Y., Takahashi H., Ito K., Fujisawa T, Matsuo H., Kobayashi T.: pH-dependent formation of MCB-like closely stacked multilamellar vesicles of GM1/Bis(monoacylglycero)phosphate mixed membranes. Biophys J., 92, L13-L16 (2007).
• Matsuo H., Chevallier J., Mayran N., Le Blanc I., Ferguson C., Faure J., Blanc N.S., Matile S., Dubochet J., Sadoul R., Parton R.G., Vilbois F., Gruenberg J.: Role of LBPA and Alix in multivesicular liposome formation and endosome organization. Science, 303, 531-534 (2004).




氏 名 古林 呂之(ふるばやし ともゆき)

所属学科・職名 薬学科・准教授

学位 博士(薬学)

学位論文名 「薬物の経鼻吸収性評価システムの開発とその有用性に関する研究」

主要担当科目 薬物動態学,製剤学,日本薬局方概論

主要担当科目概要 薬効や副作用の発現は,作用部位における薬物濃度に依存している。薬物投与後の血中濃度の推定や薬物投与量の設定・調節,さらに,病態時における投与量及び投与速度の変更を行うためには,薬物の体内動態を定量的に理解する必要があり,薬物動態の基礎的な理論的解析方法と薬物投与設計への応用を考える。また,安定的に十分な薬効を発現させるためには,様々な物理化学的性質をもつ薬物の製剤化が重要であり,剤形の意義や品質管理の基礎について学ぶ。

専門分野 生物薬剤学,薬物動態学,DDS

所属学会 日本薬学会,日本薬剤学会,日本薬物動態学会,日本DDS学会,
American Association of Pharmaceutical Scientists


研究キーワード 経鼻吸収

研究題目 ・薬物経鼻吸収性評価システムの開発:実験動物における薬物の経鼻吸収性を,培養細胞層に対する透過性から推定できるシステムの構築を目指す。
・薬物経鼻吸収性に及ぼす製剤特性の影響:種々製剤添加物に由来する製剤特性が薬物の経鼻吸収性に与える影響を詳細に調査し,経鼻吸収に好適な製剤条件の指標を構築する。
・鼻粘膜を介した頸部リンパ節への薬物の送達に関する検討:頭頸部癌の転移経路でもある頸部リンパ節への薬物送達を,鼻粘膜下リンパを介して可能にする。


主要研究業績 • Shingaki T, Hidalgo IJ, Furubayashi T, Sakane T, Katsumi H, Yamamoto A, Yamashita S.”Nasal Delivery of P-gp Substrates to the Brain through Nose-brain Pathway.”Drug Metab Pharmacokinet. (2011)
• Shingaki T., Hidalgo I. J., Furubayashi T., Katsumi H., Sakane T., Yamamoto A., Yamashita, S.”Transnasal Delivery of Methotrexate to Brain Tumors in Rats: A New Strategy for Brain Tumor Chemotherapy.”Mol. Pharm., 7(2010)
• Shingaki T., Hidalgo I. J., Furubayashi T., Katsumi H., Sakane T., Yamamoto A., Yamashita, S.”The transnasal delivery of 5-fluorouracil to the rat brain is enhanced by acetazolamide (the inhibitor of the secretion of cerebrospinal fluid)”Int. J. Pharm., 377(2009)
• Furubayashi T., Inoue D., Kamaguchi A., Higashi Y., Sakane T.”Influence of the viscosity of the formulation on drug absorption following nasal application in rats.”Drug Metabolism Pharmacokinetics, 22(2007)
• Furubayashi T., Kamaguchi A., Kawaharada K., Masaoka Y., Kataoka M., Yamashita, S., Higashi, Y., Sakane, T.”Kinetic model to predict the absorption of nasally applied drugs from in vitro transcellular permeability of drugs.”Bio. Pharm. Bull., 30(2007)
• Furubayashi T., Kamaguchi A., Kawaharada K., Masaoka Y., Kataoka M., Yamashita, S., Higashi, Y., Sakane, T.”Evaluation of the contribution of the nasal cavity and gastrointestinal tract to drug absorption following nasal application to rats.”Bio. Pharm. Bull., 30(2007)





氏 名 豊村 隆男(とよむら たかお)

所属学科・職名 薬学科・講師

学位 理学博士

学位論文名 「Three Subunit a Isoforms of Mouse Vacuolar H+-ATPase:The a3 Isoform is Responsible for Bone Resorption」

主要担当科目 医療系薬学実習I

主要担当科目概要 医療系薬学実習Iでは,教科書で学んだ人の生理学について,実際に自分自身等をサンプルとして実験を行ったり,薬理学でまなんだ事象を,マウス・ラットを用いて観察する。薬剤師として重要な生理学・薬理学を実務的に復習するとともに,医療人として必要な倫理感覚を養うことを目的としている。

専門分野 細胞生物学,生化学,分子生物学

所属学会 日本生化学会,日本分子生物学会,日本薬学会

研究キーワード 自然免疫,炎症,病態解析

研究題目 ○サイトカイン分泌を伴わない潜在的炎症による,単球マクロファージの免疫賦活化・破骨細胞分化への影響を解析。
○液胞型ATPaseの機能解析と細胞生物学的意義の解明。


主要研究業績 • Sun-Wada G.-H., Toyomura T., Murata Y., Yamamoto A., Futai M., and Wada Y. “The a3 isoform of V-ATPase regulates insulin secretion from pancreatic β-cells.”J. Cell Sci. 119 (2006)
• Toyomura T., Murata Y., Yamamoto A., Oka T., Sun-Wada G.-H., Wada Y., and Futai M.”From lysosomes to the plasma membrane: localization of vacuolar-type H+-ATPase with the a3 isoform during osteoclast differentiation.” J. Biol. Chem. 278 (2003)





氏 名 井上 大輔(いのうえ だいすけ)

所属学科・職名 薬学科・助教

学位 博士(薬学)

学位論文名 「Mucociliary clearance (MC) 評価系の構築とMC-経鼻吸収相関に基づいた経鼻吸収予測システムの開発に関する基礎的研究」

主要担当科目 医療系薬学実習(薬剤学)

主要担当科目概要 「薬物速度論に関するin vivo & in vitro シミュレーション実験」を担当。薬物速度論の原理を理解するために,簡単なin vitro実験系によって,一次速度式に従う薬物の体内動態を再現する。さらに,in vivo実験を行い,in vitroシミュレーション実験で得た結果と比較検討する。

専門分野 薬物動態学,生物薬剤学,製剤学

所属学会 日本薬学会,日本薬剤学会,日本薬物動態学会,日本DDS学会,AAPS

研究キーワード 経鼻吸収,経粘膜吸収,繊毛運動

研究題目 ○薬物の鼻腔内滞留性に大きく関与する鼻腔内繊毛運動を簡便かつ正確に評価する新規in vitro繊毛運動評価法を確立する。
○鼻腔内繊毛運動と経鼻薬物吸収の関係性を系統的に明確にし,鼻粘膜からの薬物吸収に与える繊毛運動の影響を評価する。本検討により,繊毛運動を考慮したより精度の高い経鼻薬物吸収予測システムの開発を目指す。


主要研究業績 • Furubayashi T, Inoue D, Kamaguchi A, Higashi Y, Sakane T. “Influence of the viscosity of the formulation on drug absorption following nasal application in rats”, Drug Metab Pharmacokinet. 22: 206-211 (2007)
• Shingaki T, Inoue D, Furubayashi T, Sakane T, Katsumi H, Yamamoto A, Yamashita S. “Transnasal delivery of methotrexate to brain tumors in rats: A new strategy for brain tumor chemotherapy”, Mol Pharm. 7 (5): 1561-1568 (2010)



氏 名 原(野上) 愛 (はら(のがみ)あい)

所属学科・職名 薬学科・助教

学位 博士(薬学)

学位論文名 「繰り返し脳虚血ラットの空間記憶障害と周辺症状様行動に対する抑肝散の効果と作用機序解明」

主要担当科目 薬理学Ⅰ、薬理学Ⅳ、医療系薬学実習Ⅰ、文章表現e、対話演習、医学一般と薬理の知識(短大)

主要担当科目概要 講義で学んだ疾患・病態と医薬品の薬理作用ついて、実験を通じて具体的な知識を体験的に学ぶとともに、病態生理・薬理学分野の基本的な実験手技を習得する。

専門分野 免疫薬理学、行動薬理学、神経薬理学、精神薬理学

所属学会 日本薬理学会、日本癌学会、日本ヒスタミン学会、和漢医薬学会

研究キーワード アレルギー、ヒスタミン、肥満細胞、免疫、漢方、認知症

研究題目
○薬物アレルギーのモデル動物作製と治療薬の検討
○肝類洞閉塞症候群のモデル動物作製と治療薬の検討
○肥満細胞からのヒスタミン遊離とその抑制メカニズムに関する研究
○漢方薬の薬理学的作用に関する研究


主要研究業績

• Nagao M, Takasaki K, Nogami A, et al. “Effect of Yokukansan on sleep disturbance in a rat model of cerebrovascular dementia” Traditional & Kampo Medicine. 1(2): 19-26 (2014).

Nogami A, Takasaki K, Kubota K, et al. “Effect of Yokukansan on memory disturbance in an animal model of cerebrovascular dementia” Journal of Traditional Medicines, 30 (2013).

他13報

• 平成27年度,日本私立学校振興・共済事業団,学術研究振興資金

• 平成27年度,公益財団法人がんの子どもを守る会,治療研究助成

• 平成27年度,薬学研究奨励財団,国際学術交流補助金

• 日本生薬学会論文賞受賞 (2012)

• JSNP Excellent Presentation Award for AsCNP 2011受賞 (2011)

• JSNP Excellent Presentation Award for CINP 2010受賞 (2010)

• 第82回日本薬理学会年会優秀発表賞受賞 (2009)




氏 名 渡邊 政博(わたなべ まさひろ)

所属学科・職名 薬学科・助教

学位 博士(薬学)

学位論文名 「褐色細胞組織の熱産生機能を支える遺伝子発現の理解に向けて」

主要担当科目 医療薬学実習Ⅰ

主要担当科目概要 臨床現場において繁用される医薬品の薬理作用を、動物モデルを用いて観察する。実習を通じて、これまでに学んだ薬理作用についての知識を臨床現場で活かすための手がかりを得ることを目指す。

専門分野 薬理学、薬物治療学、分子生物学

所属学会 日本薬学会、日本薬理学会、日本生化学会、日本分子生物学会

研究キーワード 分子標的薬、炎症、サイトカイン、遺伝子発現

研究題目 新たな炎症関連分子の探索と機能発現メカニズムの解明

主要研究業績

Watanabe M, Fukuoka N, Takeuchi T, Yamaguchi K, Motoki T, Tanaka H, Kosaka S, Houchi H. Developing Population Pharmacokinetic Parameters for High-dose Methotrexate Therapy: Implication of Correlations among Developed Parameters for Individual Parameter Estimation Using the Bayesian Least-squares Method. Biol Pharm Bull, Vol. 37, No. 6, pp. 916–921 (2014).

Watanabe M, Yamamoto T, Yamamoto A, Obana E, Niiyama K, Hada T, Ooie T, Kataoka M, Hori T, Houchi H, Shinohara Y. Differential effects of cold exposure on gene expression profiles in white versus brown adipose tissue. Appl Biochem Biotechnol, Vol. 165, No. 2, pp. 538-547 (2011).

Watanabe M, Yamamoto T, Mori C, Okada N, Yamazaki N, Kajimoto K, Kataoka M, Shinohara Y. Cold-induced changes in gene expression in brown adipose tissue: implications for the activation of thermogenesis. Biol Pharm Bull, Vol. 31, No. 5, pp. 775-784 (2008).

Watanabe M, Yamamoto T, Kakuhata R, Okada N, Kajimoto K, Yamazaki N, Kataoka M, Baba Y, Tamaki T, Shinohara Y. Synchronized changes in transcript levels of genes activating cold exposure-induced thermogenesis in brown adipose tissue of experimental animals. Biochim Biophys Acta, Vol. 1777, No. 1, pp. 104-112 (2008)